黒いマスクの人を見かけるとブラック・スワンを想像してしまう

ベストセラーになっている『Think clearly』『Think Smart』を読み終えました。

両書とも、良書です。

新型ウィルスの影響で様々な不安が渦巻いていますが、著者の考え方や学術研究の成果に触れることで気持ちが落ち着きました。

アメリカほか各地で株価の暴落が起きているなかで『Think Smart』にあったブラック・スワンに関する記述が目をひきました。

「白鳥はみな白い」ーー数百年ものあいだ、ヨーロッパでは誰もがそう信じていた。

白い白鳥を見かけるたびに、人々はそれが真実であるという確信をますます強めた。別の色の白鳥が存在するなど、想像もできなかった。1697年にオランダ人のウィレム・ド・ヴラミンが、オーストラリア探索中に初めて「黒い白鳥」を目にするまでは。

それ以来「ブラック・スワン」とは、”ありそうにないこと”をあらわすシンボルになった。

あなたは株式市場に資金を投資する。ダウジョーンズは年がら年じゅう、ほんの少し上がったり下がったりを繰り返している。あなたはだんだんとこの株価のわずかな上下に慣れてくる。

ところが、ある日突然、1987年10月19日に起きた世界的な株価の大暴落のように、株式市場は22パーセントも下落する。それも、なんの前触れもなく。

これがナシーム・タレブのいう「ブラック・スワン」だ。元トレーダーのタレブが同名の著書を執筆して以来、この概念は投資家のあいだでよく知られるようになった。

「ブラック・スワン」とは、あなたの人生(資金状況や健康状態や事業など)にとてつもなく大きな影響をおよぼす、予想外の突発的な出来事のことである。(P63-64)

本書の著者と、『ブラック・スワン』の著者はディスカッション・パートナーという記述もありました。

おそらく、今回の事態はブラック・スワンと呼ばれることになるのだろう。

ちなみに、黒いマスクの人を見かけると、私はブラック・スワンを連想してしまいます。かつて黒色のマスクがあるなど想像もしなかった。

「いらすとや」には黒いマスクの人がいました。

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