『母性の研究』は名著です

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都内某所でイベント企画の打ち合わせ。講師に林田香織さんを紹介し、成功まちがいなしの確信を得ました。全国各地でパートナーシップ旋風が起こりそうな予感。

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ところで、行きの電車で、年末年始の課題図書にしていた『新装版 母性の研究』を読み終えました。明晰な論考と分かりやすい文章で、素晴らしき名著でした。

父親と母親のあり方や変化について興味があり、これまで専門書をいくつか読み、私なりに考察してきました。私が知りたかった内容は全て、30年前に出された本書に述べられており驚きました。

感覚論や情緒な捉え方を排しつつ、丹念な調査と客観的な分析で、母親をとりまく環境や変化について深く理解でき、子育て支援のあり方について視野が広がった思いです。

とりわけ、最終章の「父親をめぐる課題および今後の地位とや像について」で展開される論述は、ファザーリング研究者であれば必読と思いました。ピン!と来た方、定価4200円+税をポチっとな。

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本書が世に出たのは30年前。なのに中身が古びておらず、現在もなお通用する記述が多いです。それは、先生の慧眼を讃えるべきなのか、子育て環境が一向に変わっていないことを嘆くべきなのか。悩ましいところ。

大日向雅美先生が学長を務められる大学のコラムに寄せられた文章が、本書の紹介文として最も伝わるのではと感じました。ご興味ある方はぜひご一読を。
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「拙著『母性の研究』の新装版刊行について/恵泉女学園大学」

ちなみに、読み終えた本は、林田さんへの修士論文完成祝いで、プレゼントいたしました。

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