毎年、クリスマス前の平日夜、娘がお世話になっているダンス教室の鈴木佳野先生が催すダンスパーティに参加するのが恒例行事です。今年で5年目。逗子や葉山から沢山の家族が来場し、ドイツやパキスタンからもゲストがいらして、賑やか、かつアットホームな場でした。
私がトナカイになるのも恒例に。オープニングアクトではダンスしながら登場。最初の年はデモテープを事前に渡されて練習して臨んで冷や汗かきながら踊ったものですが、今年は練習なし無手勝手流のキレキレダンスを披露。
サンタクロースがいないので、トナカイがお菓子を配ります。ステージの上から、アントニオ猪木の真似で
「元気ですかーー! いち、に、サンターー!!」の掛け声で撒きました。
お菓子に群がる子どもたちに、猪木ネタは全く通じませんでした。
その後は子どもたちのダンス、歌、演奏、踊り、プレゼント交換とプログラムが続き、夜9時すぎ終了。パーティのディナーは各家庭から持ち寄りで、お酒やジュースもあり、愉しいクリスマス・ダンスパーティの夜が更けました。・・下の写真は妻が握った60個のおにぎり。
ところで、まちづくりの講座やシンポジウムに参加すると、よく「地域に’居場所’をつくることが必要!」と語られます。そんな講義を大学の先生がした後、成功事例の施設や市場、コミュニティカフェの運営者から秘訣を学ぼう、という流れになるのが定番パターン。
でも、いつも私が思うのは、そこが成功した理由は「人」に尽きる。施設の使い勝手や立地よりも、運営している人物のハートウォーミングが成功の秘訣になっている。人を誘ったり、呼びかけ人になることを厭わないキャラクターが、行き交う人の居場所を育めるのだと考えます。
佳野先生は、まさにそうしたキャラクターの人だなーと思いつつ、トナカイと中居さんの夜が更けるのでありました。
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