愛媛新聞に2月23日の講演録が掲載されました。

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先月行った愛媛県での講演会に、地元の新聞社・愛媛新聞から取材がありました。記者の藤田さん(若い女性です)が、私が講演で話した内容を実に素晴らしい文章力で記事にしてくださいました。魂こもってます。

記者にOKをいただきましたのでシェアします。

講演会から
自分らしく幸せに働く秘訣
NPO法人ファザーリング・ジャパン理事 東 浩司さん

「えひめの女性が輝く社会づくり推進大会」がこのほど、松山市山越町の県男女共同参画センターであり、父親の子育てを支援するNPO法人ファザーリング・ジャパン理事の東浩司さん(45)が、男女ともに自分らしく働くための職場づくりや心構えを語った。

【講演要旨】

本業は2児のパパ。「イクメン」と言われるが、昔は親になることに消極的だった。子どもが生まれる前は「24時間365日働け」が社是の会社や月500時間労働の個人塾で働いた。転職を繰り返し電力会社に勤めていたときに長女が誕生。それを機に独立した。

女性活躍の鍵は男性の家庭進出と「イクボス」(育児を支援する経営者や上司ら)。男女が働き方を見直し育児や家事をシェアして初めて女性が活躍できる。

ワークライフバランス(仕事と生活の両立)が日本で広がらないのは経営者がそれを重視すると「業績が上がらない」、社員が言うと「仕事をさぼりたいんだろう」とされるから。しかしイクボスは、部下の仕事と生活の両立を考えながら組織での業績も出す上司という意味だ。

例えば誰かに残業を頼む場合、部下の能力だけで判断するのと「要介護の母がいる」「保育園のお迎えを両親に頼める」という生活状況を知っているのとで判断は変わる。情報共有は働きやすい職場環境にも効果的。上司から積極的に自己開示し何でも言いやすい風土をつくることが大切だ。

私がサラリーマンを辞めたのは、育児がしたかったからではない。給料を稼ぐために残業を増やすと育児の時間がつくれない。どちらがいいか妻に尋ねると「早く家に帰ってきて」。

翌月は残業代ゼロで月給が15万円減ったが売上利益を上げればボーナスが増えると思って成果を出した。ところが「協調性がない」として評価は下がり、「給料は我慢料だから」と上司。将来、娘に誇れる働き方ではないと会社を辞めた。

自分らしく幸せに働く秘訣(ひけつ)は仕事や人生のデッドラインを決め優先順位に基づいて生きることだ。私は娘と居られる時間を大切にしたい。子育ては期間限定なので。ちゃんと楽しんだ方がいい。

いい父親ではなく、笑っている父親になろう。いい大学に行かせたり、しつけを厳しくするのも構わないが早く家に帰って笑っている姿を子どもに見せよう。そんな父親に育てられた子どもはパパみたいに楽しい大人になって楽しく働きたいと思ってくれる。

私の伝えたかった骨子を、ズバリと記事にしてくださいました。われながら硬派な語り口です。

でも実際の講演の半分は、親父ギャグでしたので。講演会の主催者からメールで「講演の笑いや感動は紙面で伝わりにくいものですね」と感想あり。オヤジギャグを文章で伝えるのは、ラベルが高すぎて難しいのです。

ちなみに、当日の講師はこんな感じでした。

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