ティム・マクリーン、高岡よし子『エニアグラムで分かる9つの性格』

私がエニアグラムにハマったのは20代の頃。内向的な性格で、職場の人間関係で悩されることが多々あった。心理学の本やカウンセラーが書くエッセイを読み漁ったなかで、エニアグラムの存在を知った。

対人関係の悩みを解決する救世主と思い、日本エニアグラム学会のコースに通った。9つのタイプを学ぶことを通して人間理解を深めることができた。

しかし、エニアグラムを学んで自己理解を進めるほどに、自縄自縛の状態に。つまり、判定されたタイプで描かれたとおりに振る舞うようになり、自分を見失ってしまった。

又、仕事で関わる人の全てをエニアのタイプに当てはめ、付き合い方を考えるようになった。しかし、タイプ判定を誤ることもしばしばで、人間関係の悩みがかえって深まった。

先生にそうした相談をすると「エニアグラム本来の使い方とは違う」と指導された。頭では分かったのだが、ナルシストで自己愛の強かった20代当時の私が、エニアグラムを扱うには若すぎたのかもしれない。

そうこうするうち、仕事に自信がついてきて、仕事上の問題は仕事で解決できるようになり、職場の人間関係で頭を抱える状態が薄れていった。エニアグラムに頼る必要がなくなり、コースに通うのは途中で止めた。それでも時折、対人関係で悩みが生じるとエニアグラムに立ち戻ることがある。

大学院の授業でエニアグラムが出てきて、少し懐かしい気持ちでティムさん・高岡よしこさんの本を読み直す。あらためて、自分の傾向が当たっていると納得。

以下、『エニアグラムで分かる9つの性格』、タイプ9の解説より引用。

健全な状態にある時は、安定感と存在感があります。想像力に富み、ものごとに前向きです。うつわが大きく、穏やかで活力に満ち、自信があります。周囲に緊張がある場合は、公平な態度で辛抱強く、仲裁に入ります。自分からは積極的に近づいていきませんが、よき聞き役となってくれます。

健全度が下がってくると、表面的に周りに合わせ、葛藤を避けたり、実態よりも理想化して考えます。自分の慣れ親しんだやり方を頑固に守ろうとし、怒りや不満を直接表現せず、「暗黙の抵抗」で示します。

最近、健全度の低い状態になりがちと自覚。自縛にならない程度に、健全度を高める行動を意識していこう。

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