ファザーリング・ジャパン(FJ)では、会員限定のオンラインセミナー”FJ Papa Meets”を月1回ペースで催しています。
先週金曜(11月27日)に第11回が行われて、私の出番がありました。
Papa Meets をセッティングしている林田香織さんから声がかかり、お題は「大人の学び」で提示がありました。そこで、社会人になってから大学院で学ぶことをテーマに話すことになりました。
私は立教大学の大学院を修了し、林田さんもお茶の水大学の大学院を卒業されています。もう一人のスピーカーに現役の大学院生でFJ会員の日丸邦彦さん(慶応大学大学院SDM M1)もお誘いしました。
社会人大学院の経験者3名が、それぞれの実感から「大人の学び」のリアルを紹介し、約10名の参加者とともにディスカッション。
開催レポートを林田さんがFacebookページに上手にまとめられていたので転記します。
FJ Papa Meets…
FJ Papa Meets 11開催!
今回のテーマは「大人の学び」。
最近まで大学院生だったFJ理事と現役大学院生のFJメンバーパパが、パパ大学院生のリアルについて語りました。参加者のみなさんの一番の興味関心はやはり、お金と時間のやりくり。
子どもが小さいうちはお世話に時間を取られるので無理。
子どもが大きくなると塾やら受験やらでお金がかかるので厳しい。なので、子どもが小学生のうちがいいタイミングかも?と大学生パパ達。
また、なかなか一歩踏み出せない場合は、科目等履修生ではじめてみるのもいいかも?というアドバイスもありました。
共通していたのは、仕事と家庭と勉強の両立は大変ではあるけれど、自分の価値観が広がったり、これまで出会ったことのない人たちと繋がれたり、人生の途中で自分を拡張する方法の一つとして大学院はあり!ということでした。
私自身はこのテーマで人前で話すのは初めて。何を伝えられるだろうかと思案し、関連本もいくつか読みました。
準備したのは当日ギリギリ。娘たちの夕食を作り終えた18時頃からパワポを作り始めて、開始時刻の21時に間に合わせました。
大学院に行こうと思ったきっかけや通ってみてどうだったかを綴ったスライドを共有します。・・当日お見せしたものから若干表現を変えています。
今年3月に大学院の卒業式が予定されていたのがコロナ禍で中止となり、バタバタするなかで余韻を味わうこともなく、振り返りをしないまま日々が過ぎていました。そうしたなかで、今回とてもよいリフレクションの機会になりました。
セッティングいただいた林田さん、スピーカーを快く引き受けてくださった日丸さん、そして小崎師匠はじめ参加いただいたFJメンバーに改めて感謝です。
いろいろと準備しましたが、お伝えしたかったのは次のことでした。
「大学院に通ってみたら思いのほか楽しかった。一歩踏み出せない方がいたら、とりあえず行ってみません?」
そう、昔からFJの活動で話していたことと同じ感覚でした。
「子育てをしてみたら意外と楽しかった。やったら楽しいから、パパも子育てしようよ!」
FJの「笑っている父親になろう!」のメッセージになぞらえば、次になります。
よい父親ではなく、
学んでいる父親になろう!
大人は子どもの生きる見本。そして、父親は最も身近なロールモデル。
わが子に「勉強しなさい」と言う前に、親が学び成長する姿を見せるのがよい。
それから、小崎師匠から紹介のあった本も早速読みました。このテーマにドンピシャな良書でした。
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