FJアカデミア第三回・父親に関する研究勉強会。次回予告も(3月10日夜)

昨年9月に行い、好評だったFJアカデミアの第三回を行いました。

三人の研究者が発表し、その後ディスカッション。父親育児の啓発をちょっと超えた学びの場です。

発表者は私と、FJ理事の林田香織さん、一年前にFJと共同研究を行った高木悦子先生(日本保健医療大学保健医療学部准教授)です。

私が「父親」の社会認識の変化と政策に関する先行研究。林田さんがパパ育休の定性調査。高木先生はFJ会員を対象に行った定量調査。

父親に関して様々視点とアプローチで研究した成果の披露がありました。参加者皆さんにも刺激のある場になりました。

とくに林田さんの育休プレゼンがわかりやすく、後半のディスカッションでは育休を取ったパパたちからの質問が多かったです。

育児を普通にやっている風のパパから「父親に関する研究成果や背景にある理論を知ったことで、自分の行為に新たな意味づけができました」といった感想がもらいました。まさに、そういうのを狙った企画でした。

終了後は、懇親会。育休をとったパパたちと林田さんを交え、深イイ話しができました。

次回も企画しました。3月10日夜です。三人登壇します。楽しみです。
https://fjacademia4.peatix.com/view

FJアカデミア・父親に関する研究勉強会 第四回

父親研究に関してファザーリング・ジャパン内外の研究者が発表する
「FJアカデミア」の第四回を開催します。

父親を取り巻く環境や「父親」そのものについて学びあい、議論します。
父親が、家族が、社会全体が笑顔になるためにできることを考えます。

父親の育児に関心がある方は、どなたも歓迎。奮ってご参加ください。

【FJアカデミア・父親に関する研究勉強会】
-日時:2020年3月10日(火)18:30〜20:45
-会場:ちよだプラットフォームスクエア会議室402
-定員:30名
-参加費:500円(資料代) *当日受付で申し受けます

<内容>
前半:登壇者による研究発表
後半:質疑応答&会場も交えたパネルディスカッション

<発表>
・滝村雅晴(パパ料理研究家、FJトモショクプロジェクトリーダー、大正大学客員教授)
「共働き子育て世帯における家族の共食や料理事情に関する調査〜20・30代の父親は週2/3日以上夕食をつくると判明」

・相川頌子(お茶の水女子大学大学院 博士後期課程3年)
「男らしさへのこだわりは育児にどのような影響を与えるのか」

・飯田順子(筑波大学人間学群准教授)、LEE CHANHWA(筑波大学人間学群心理学類4年)
「子どもの感情コンピテンスを高めるために親はどのような関わりができるのかー違いをもたらすのは実は父親?ー」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA