「我々はどこから来たのか 我々は何者なのか 我々はどこへ行くのか」の問いに答えたい大学院の授業

立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科×日経ビジネススクール「ソーシャルデザイン集中講座」木曜コースの最終回でした。

大トリの講師、勧進帳を務められたのは石川治江先生。さすがの存在感でした。

これからは、JRで駅のエレベータを見るたびに社会起業家の母を思い出すようにします。(参考記事:DR!VE「多くの社会起業家が母と慕う経営者-石川治江とは何者か」by 野田香織

講義は、ゴーギャンから始まりました。

我々はどこから来たのか
我々は何ものか
我々はどこへ行くのか

グループワークを行いました。アイデアを沢山だすブレインライティング、問題を設定するワールドカフェなど。

「地方」「孤独」「格差」といったキーワードが各班で出てきました。

問題設定から解決策の提示まで一気にまとめて、班ごとに発表。問題意識や幸せの在り方を語る、個性あふれるプレゼンでした。

不思議とみな、ゴーギャンの遺言代わりの問いかけに対し懸命に答えようとしていた印象がありました。意識してか、意図せざるでか。

最後は投票。優勝したのは「やっぱり猫が好き」と発表したチームでした。全員参画のワークショップ、いいですね。

この授業を受ける前に、立教大4年生の卒論インタビューを一時間ほど受けました。テーマは「父親の育児」。

卒論で父親育児のテーマを選んでもらえたこと自体が有難い、と思いながら取材に答えました。

「父親が育児すると良いことがありますか?」と質問があったので、大きく二つあると答えました。

「成長実感」と「幸福感」

子育てをしながら親自身が成長できること。そして、会社ではもはや得ることができなくなった幸せ感が、子育てでは得られること。

ほかにも仕事力が高まったり、世界が広がったり、友だちが増えたりと、父親の育児にはメリットしかありません。

毎年、学生から卒論インタビューを受けますが、今回の学生は、自分が父親になるときの準備として研究されていて、その心構えが素晴らしい。学童でアルバイトをされているとのことで、すでに子育て体験を始めているのも凄い。

不安な空気の時代のなかで、子どもの笑顔など確かな手応えを感じられると、より一歩前向きに生きていける気がします。

インタビューで育児を楽しんでいるパパに何人にも出会って、未来のイメージトレーニングができるといいですね。

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