箱入り大人の処方箋

研修先で、仕事の進め方について相談を受けました。上司とのやりとりに関する悩みで、参考になりそうなビジネス書を紹介。

「箱」の話しです。

先日、最新刊が出ていたので、買って読みました。

そうしたら、妻も読んで気に入った様子で、アマゾンの古本で購入して全シリーズを揃えていました。私も人に紹介した手前、あらためて全シリーズを読み通しました。

自分が「箱」に入っていると痛感し、イタイ気持ちになりました。

シリーズの中で一番分かりやすいのは、日本人の物語で書かれた『日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則』。

本書の趣旨ではないですが、アメリカ人ストーリー版と日本人物語編を読み比べ、教育のあり方が明らかに違う点が興味深かったです。

アメリカ人版は、公式の場でファシリテーターとメンバーがやりとりすることを通して、気づきと学びが深まります。これが、古代ギリシア、ソクラテス以来の伝統的な教育手法。

一方、日本人版も対話の形はとっているものの、カフェで偶々であった師匠と弟子による問答というシチュエーションで進みます。対話がインフォーマルな位置付けになっています。

日本ではダイアローグの手法がオフィシャルの場で成り立たないのか?と疑問に感じつつ、納得するところもあり。もし機会があったら、書き分けをした理由や背景を著者に尋ねてみたいです。

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