慶應大学大学院生の日丸さんにFJパパインタビュー!

子どもたちと朝でかけて「バイバイ」と別れるときに
「パパもがんばるよ」て強烈にスイッチが入るんです。

今回のFJパパインタビューは、日丸邦彦さん。

日丸さんは「お父さんの育児をもっとおもしろく楽しくしたい!」をコンセプトに掲げるDADWAYにお勤めです。

ダッドウェイは、ファザーリング・ジャパンの法人会員でもあります。

先の棒田さんインタビューで書いたことに絡みますが、2010年度に私が横浜市からパパスクール事業を受託した際、ダッドウェイとパートナーシップ契約を交わし、日丸さんと一緒に進めました。

日丸さんは、横浜でパパ工作活動を展開した、いわば戦友のような間柄です。

その事業で日丸さんが制作プロデュースした「ヨコハマダディ」のWEBサイトは運営会社が変わった今も続いており、凄い!と感じます。

FJを知ったきっかけは?

ずいぶんと古いんです。

2006年、私がダッドウェイに入社した頃に、アエラの記事でパパ’s絵本プロジェクトのことを知りました。「こういうことをやっているご時世なんだな」と思いました。

ダッドウェイは創業理念で「父親の育児支援」を謳っています。でも当時、会社としてコンセプチャルな活動をしていなかったんですね。

社員それぞれの家庭では育児していたかもしれないのですが、これはいかんなと思ったのが最初の動機です。

アエラの記事を見て、安藤さんに会いに行きました。当時は楽天にお勤めで、オフィスのある六本木ヒルズに行きました。

そうしたら「今度、FJをやります」という。

FJが立ち上がる前だったんですね。

立ち上がる前です。安藤さんが「寝ずに企画書を作ったんです」と熱く語っていて。「今度、設立総会やるので来てくださいよ」と。

FJを知ったのは、そういうタイミングでした。

法人会員として入ろうと思った理由は?

それはもう、ダッドウェイが理念として「父親の育児支援」を掲げているので。安藤さんたちの力や想いを借りたいと思ったんですね。

個人会員にもなりました。個人としてパパ絵本の会に行ったり、みなさんと話をしました。印象的だったのは、パパの合宿。林間学校みたいに施設を借りて、そこでパパの子育てについて語りあいました。

当時、自分の子どもが生まれたことが入会動機にありました。でも、自分がお父さんになったこと以上に、会社にフィードバックできればと思う動機が強かったです。

その後の展開は?

法人会員になったものの、会社へのフィードバックが思うようにいかなかったんです。ぼくがパイプ役として機能しなかった。

理由は、こういっては申し訳ないけど、FJが拠点にした文京区が遠かった。FJの集まりに、なかなか行けなかった。

あと、エネルギーが熱いじゃないですか。熱いので、引け目を感じたのですね。本当は、FJの熱さにシンクロしてダッドウェイに注入できればよかったんですども。

そうしたなかで、東さんに紹介された横浜市のパパスクール事業。あれは一つの成果でした。FJとの関わりで、創業の地である横浜でパパ支援事業を行うことができた。

そのとき付けた「ヨコハマダディ」のネーミングが今も残っているのは、ぼくにとっての財産と思っています。

FJのネットワークとパパ友のちがいは?

保育園や小学校のおやじの会などで、パパ友がいます。

子どもたちのお父さん、お母さんとキャンプに行ったり、保育園のお別れ会のときに出し物をしました。パパ友は、そうしたエンジョイがベースです。

一方、FJから分派したパパサークル・横浜ダディのメンバーと付き合っていると、自分たちのエンジョイだけでは飽き足らない。

「なんかメッセージだそうぜ」という熱さがあります。パパ友では「メッセージをだそう」というのはない。

そこに、FJネットワークとパパ友の違いがある。ある種、社会運動の仲間という感じですよね。

そうしたメッセージ性をもつのは、創始者の影響力なのか。そうした人たちが周りが集まってきたということなのか。ともあれ、極めてユニークですよね。

パパスイッチについても教えてもらっていいですか?

パパスイッチは赤ちゃんのときだけではなくて、今もスイッチが入ることありますよ。

子どもたちと朝でかけるとき一緒に家を出て、途中で別れるんです。「バイバイ」と言った後、子どもたちがそこで出会った友だちと喋りながら、学校に向かっていくんですね。

その背中を見たら、パパスイッチが入るんです。強烈に。

独り立ちじゃないけど、羽ばたこうとしているわけじゃないですか。親の世界から離れて自分の世界を作っていく。そういうの大好きです。

友だちと談笑しているシーンというのは、最高にうれしいですね。「ちゃんと社会に溶け込んでるなー。がんばれよ」っていう感情が湧いてきます。

君らが大学卒業するなり働くまで、なんとかバトンを渡せるように「パパもがんばるよ」って。パパエナジーが充電されるというか。

あれ見たら、がんばんなきゃって。子育てしていてよかった、と思う瞬間ですね。

今回のインタビューをした日丸さんに会わなきゃと思ったのは、実はインタビュー以外の目的がありました。

日丸さんが慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)に入学されたと知り、詳しい話しを聞いてみたかったからです。私はいま立教の大学院にいますが、SDMの説明会も参加して検討していたのでした。

そして、SDMの大学院ライフを聞くと、対企業のプロジェクトにがっつり参画するなど相当にタフなカリキュラムでした。21世紀社会デザイン研究科のゆるさとは好対照。

日丸さんが大学院にいこうと思った理由も尋ねました。キーワードは「幸福学」でした。SDMには、幸福学で著名な前野隆司先生がいらっしゃいます。

ダッドウェイはいま、前野先生の指導で社内に幸福学を導入されているとのこと。そして、会社に幸福学を取り入れることを契機に、日丸さん自身も学びを深めるために大学院への進学を決めたと。

その行動は、日丸さんがダッドウェイ入社当時に「もっとパパの育児を!」と念じてFJ会員になられたときと同じパターン。探究者となって自ら飛び込むスタンスがブレていない。さすが!

今度ファザーリング・ジャパン内の大学院を卒業および在学中のメンバーで、新たなプロジェクトを立ち上げます。間もなくリリースします。

日丸さんもお誘いしようっと。

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