市役所の同僚だった平元さんに『天才を殺した凡人』をプレゼント

逗子市職員時代に同僚だった平元さんをランチにお誘いし、私の趣味である読み終えた本のプレゼントをしました。

この前日に『天才を殺す凡人』を読みながら、「これ、平元さん好きそうな本だな」と思ったのでした。案の定、私が今朝Facebookに投稿した本書の引用をみて気になっていた様子でした。

ストーリー仕立てにした読みやすさがありながら、セリフがいちいち深くて読み飛ばせない本でした。二度読みしてしまいました。

昨日のブログでも引用しましたが、もう一つ189頁より引用します。

「なぜ、人が他人の言葉を使うか、わかるか?」
「なぜ・・・わかりません」
「それはな、楽やからや。圧倒的に。他人の言葉は便利や。自分が主語じゃないから、意思もいらない。究極的に、他人のせいにもできる。それはそれで別に悪いことちゃう。人が生きていくために生み出した、技術やからな。でもな、自分がホンマに人を動かしたいと思ったら、そんな言葉じゃあかん。自らの言葉を使うんや」
「他人の言葉では人は動かせない・・」
「んだ。人の心を動かすのは『自分の言葉』だけや。そして自分の言葉を見つけることは、決して楽なことちゃう。でもな今のあんちゃんには必要なことや」

平元さんとは私が六年前に市役所勤務する前、逗子イクメンスクールをやっていたときに知り合いました。子どもが生まれた後にはゲストスピークしてもらったことも。

まだ平元さんがパパになる前に逗子で行ったパパ料理教室の写真です。後列右から3番目。

2014年度から市民協働課で仕事する仲間になり、いくつもの事業を一緒に手掛けました。

以前も今も、誠実かつ思いをこめた仕事ぶりに変わるところはありません。

私がPTAの会議に出ていたとき、地域の交通安全のことで役員のママが職員の対応を褒めていたことがありました。調べたら、やはり平元さんの仕事でした。

最初知り合った頃は切れ味が鋭い印象がありました。慶應SFC出身、前職は人材コンサル会社という経歴。前のめりで仕事に突っ込むタイプに見受けられました。

それが、子育てや業務で揉まれるうちに角がとれて、今回のランチで数ヶ月ぶりにお会いしたら、好い感じの円熟さを醸し出していました。

ところで、本書では「天才/秀才/凡人」のほか、いくつかのタイプが示されています。

平元さんを分類に当てはめると、論理性と共感性を併せ持つ「最強の実行者」かな。ご本人の見立てとは違うかもしれませんが。

 

私は「病める天才」か。・・ウソです。

ランチの四方山話のなかでは、育休の話題も出ました。

平元さんは長女の出産で半年間、長男のときは有給組み合わせで産休1ヶ月を取得。時短勤務も経験しています。

平元さんが育休取る前、市役所で育休をとった男性は十数年前に二人ほどいた程度でした。平元さん以後、子どもが生まれた男性職員の大半が育休を取得しているとのこと。

そうなんです。パイオニアが現れることで、職場の空気は変わるんです。後に続く人が出るんです。

私が自治体職員研修で育休の話題をするとき、平元さんのケースを話しています。今回のランチで、また新しいネタを仕込むことができました。

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