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合宿研修のお供は分厚い翻訳書

      2017/06/10

某県にある研修所で合宿研修。夕方17時に研修は終了し、その後はプログラムがなく、夕食を食べたら完全フリー。じっくり本を読む時間が作れると思い、厚めの翻訳書をカバンに忍ばせました。

エドガー・シャイン博士の新刊は、支援型コンサルタントのあるべき姿を示す良書です。

冒頭にあった、監訳された金井壽宏先生の問いかけにしびれました。まさに、この問いの答えを知りたい。

思い出してほしい。これまでの人生で、相談を受けて相手の役に立つことができたと心から思える経験はあるだろうか。その時あなたはどんな姿勢で相手に向き合い、どんな言葉を投げかけただろうか。(中略)
うまくいった時とうまくいかなかった時の違いは、はたして何だったのだろうか。相談相手も状況もそれぞれ異なる中で、これだけはおさえるべき原則、というものはあるのだろうか。(中略)
誰かに相談されたとき、どうすれば相手の役に立つことができるだろうか?人生やビジネスにおけるこの重大な問いに答えるのが、本書である。

大学院で中村陽一先生から紹介されたアラン・トゥレーヌと未だ格闘中。

同じく中村先生から勧められた『コミュニティ・オブ・プラクティス』はフューチャーセッションズ野村恭彦さんの監修で、ぜひ読み込みたいところ。

たっぷりの時間があったはずが、本を読んでいるうちに気がついたら眠っていました。睡眠導入にちょうど良かったです。

翻訳書ではないのですが行きの新幹線で読んだ、平川克美氏著『「移行期的混乱」以後』が強烈でした。著者は内田樹先生の盟友とのこと。内田先生の解説文も興味深い内容です。

「人口減少は問題なのか?」「本当に女性は子どもを産まなくなったのか?」の問いに、通念をひっくり返す解釈がなされて刺激的でした。少子化を悪玉とする世間の反応に対して違和感があったのですが、その正体を掴めた感がありました。

成長神話に対する違和感についても教わりました。この部分はもっと思考を深めたいと。

社会が右肩上がりの時に考案されたシステムが、その条件であった右肩上がりの経済という所与をなくしたとき、はたしてシステムはこれまでのように存続してゆくことができるのだろうか。それとも、イノベーションという救世主が現れて、ふたたび右肩上がりの経済を作り出していけるのか。わたしは、その可能性は少なく、システムそのものが、病に陥った状態がしばらく続くだろうとみている。それはどんな症状を発症し、そこから回復へ至る道をどのように見出したらよいのだろうか。これが本書の主旨である。

来週の火曜と水曜も同じ研修所で合宿あり。次は読書ではなく、映画を見たいと。amazonプライムビデオをチェックしますが、おすすめ映画あれば教えてくださいませ。

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