小泉環境相が育休取得、どう思う?Yahoo!ニュースより

小泉環境大臣の育休所得がいまだニュースになっています。

個人的には「赤ちゃん誕生おめでとう!育児もがんばれ!」で済ますのでよい案件だと思ったのですが、反対意見が思いのほか多くて驚きました。

Yahoo!ニュース「みんなの意見」に投票結果があります。賛成51%・反対45%と拮抗しています。

私はもちろん、賛成に票を入れました。こちらをご覧になっている方で投票まだの方は是非一票を。
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「取得広がる」「公務優先を」小泉環境相育休に賛否 与野党(時事通信)」

菅義偉官房長官は記者会見で「官民を問わず男性の育児参加の促進に良い影響を及ぼすことを期待したい」と表明。自民党の片山さつき前女性活躍担当相は記者団に「閣僚が取るとみんな取得しやすくなる。パートナーの支援がないと女性は仕事を継続できない」と小泉氏の決断を歓迎した。

育休中は給与を削減される一般のサラリーマンなどと異なり、閣僚や国会議員は減額措置がない。ある自民党幹部は「多くの国民は簡単に取れない」と冷ややか。同党の森山裕国対委員長は記者団に「国会審議に影響のない形でお取りになるだろう」と指摘し、公務に支障を来さないようクギを刺した。

立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に対し、小泉氏の不明朗な政治資金使用の疑いが週刊文春に報じられたことに触れ、「話題をそらすため育休の話を持ってきたとしたら許し難い」と強調。「育休を取るのはいいが、説明責任から逃げては駄目だ」と語った。

今回の報道で様々な見解が寄せられており、男性の育休取得について「世論形成」が図られる最中と思われます。

Yahoo!ニュースのコメント欄にありました白河桃子さんの意見に私は大賛成。

大賛成です。その理由は1)男性上司が育休を取ることは同僚の2.5倍の効果がある。(東大山口慎太郎先生)よって大臣が率先して取ることは日本全体の取りやすさに繋がる。2)日本の産後の女性の死亡率の一位は産後うつによる自殺。産後二週間をパートナーが寄り添い脆弱な状態の女性をサポートすることは母子保健の点からも重要3)男性にとっても育児は仕事と同じように大事なものであることのメッセージ4)男性にも子育てをする権利があることへのメッセージ。
以上のような点で、これは時代のターニングポイントになる、国民の代表である政治家の行動としては、次世代にも大きな影響があるベストな選択です。

ただ、Yahoo!ニュースのコメント欄もそうですし、表に出てくる意見は皮肉と非難が目立ちます。炎上している風に見えました。

ということで、炎上について詳細な分析を試みた学術書『ネット炎上の研究』を手にとりました。本書ではネット炎上を「ある人物や企業が発信した内容や行った行為について、ソーシ ャルメディアに批判的なコメントが殺到する現象」と定義します。

『ネット炎上の研究』の「はじめに」に分析の結論が要約されています。(3頁)

第4章は、ネット炎上の参加者(炎上時に書き込む人)がどんな人かを、2万人へのスクリーニング調査に基づき統計的に分析した。その結果、年収が高く、ソーシャルメディアをよく利用する子持ちの男性というプロファイルが浮かび上がった。学歴、結婚の有無、インターネット利用時間は有意ではなかった。この結果は、一般に炎上参加者について持たれがちなイメージ、すなわち、低収入で低学歴の、独身のネットヘビーユーザという人物像からずれている点で興味深い。

第5章は、炎上参加者がどれくらいいるかの推定である。炎上事件に書き込んだことのある人はインターネットユーザの1.5%であり、さらにサンプルの補正をし、現役の参加者に限ると、この比率は低下して0.5%になる。このうち大半は一言つぶやくだけであり、相手に向かって直接攻撃を行う人となると、0.00X%のオーダーまで低下する。すなわち、炎上参加者は極めて少数である。
炎上事件が起こると当事者は世界中から攻撃されているように見えるが、実際には攻撃しているのはごくわずかである。攻撃者のプロフィールを事例で見るとかなり特異であり、コミュニケーション能力に難がある人たちと思われる。

「ネット炎上の参加者」で浮かび上がるプロファイルは「ソーシャルメディアをよく利用する子持ちの男性」。小泉大臣の育休報道は、まさにそのプロファイルにあてはまる人が一言つぶやきたくなるテーマでした。

分析の内容は本文に詳述されています。下の画像は『ネット炎上の研究』117頁より転載です。

炎上して多くの罵倒を浴びせられたとしても、別段気に病む必要はない

ということです。

このブログが炎上するとは思われませんが、気に病むことは致しません。

日本の社会はまだまだ保守的で、変化を嫌う人が多いのだな。そうしたことを今回の報道とその反応で勉強することができました。

あるパパがSNSでつぶやきました。

時には起こせよ、ムーブメント

girl ver.なんてあったのね。

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