上智大学ジェンダー社会学ゲスト講座「イクメンとイクボスが未来を拓く」・・学生のコメントが超長文です

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上智大学でゲスト講義。大槻奈巳先生から今年も「ジェンダー社会学」でお声かけいただきました。90分間の授業を早口で一気に話しましたが、しっかり付いてきてくれました。さすが、上智大生はインテリジェンスが高い。

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使用したスライドはこちら。(学生にはレジュメを配布し、スライドは後でアップすると約束しておりました)

最後に、ドリームプランプレゼンテーションのDVDを流しました。6年前の映像を久しぶりに見て、私は名古屋訛りが気になって恥ずかしい気持ちになりました。学生からは、数名すすり泣きが聞こえてきました。反響よかったです。

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授業の感想でブログ掲載OKと許可してくれた学生のコメントを下記に載せます。入力に丸一時間かかった超長文です。お時間ある方はどうぞ。

(余談)先日、聖心女子大のゲスト講義をレポートした際、Facebookで「こういう授業を他大学でも出来ないかしら」とつぶやいたら、知人の先生から誘っていただけました。11月30日、明治学院大学で楽しみにしてます!


  • いい父親ではなく「笑っている父親」になろう!というのが、とても素敵だと思いました。私の父は、とてもいい父親ですし、感謝していますが、「笑っている父親」ではないと思います。もし、もっと笑っている父親だったら、とても明るい家族だっただろうと思います。
  • 気持ちが明るいと取り組んでいることや勉強、仕事がスムーズにいくというのも間違っていないと思います。だから、将来の私の結婚相手はポジティブでよく笑う人が良い。そして、私自身も笑っている人になって色々な人と接したいと思いました。自分が太陽になって輝きたいです。
  • 企業が成長しにくい世の中で、子育てだけは成長を感じることができるというのは、とても心に残りました。子育てに対して100%良い印象を持っていたわけではありませんでしたが、今日の講演を通じて、とてもプラスな印象になり、楽しみになってきました。
  • 育児をすることで沢山のメリットが生じ、とくに父親にとってはそれが人生の豊かさにつながる、という観点は今回初めて知ったので、もっと世間に広がるべきだと思います。
  • 自分は結構ネガティブなので、不安なこととかをすぐ口に出してしまうのですが、周りにもそれによってマイナスに動いてしまうと考えると良くないなと思いました。いきなりは難しいですが、自分が太陽になれるように頑張りたいです。
  • 父親が育児することに対して、こんなに意味のあるもので影響があることなんだと初めて知り、とても関心を持ちました。
  • 全体として古い父親像・男像から抜け出し、新たなパパ像を体現・提唱していて、すごい!と思った。
  • 私が今日の講義を聞いて印象に残っていることは「パパが育児するようになると、子ども・妻・父親本人と家族みんなにとってプラスになる」ということと、「’イクメン’がニュースになるのは珍しいからであって、母親が育児をしても何のニュースにもならない。ファザーリング・ジャパンは’イクメン’が死語になる社会を目指す」ということでした。
  • 今は日本ではイクメンがニュースとして取り上げられるあたり、まだまだ浸透していない証しですが、もっとこのFJの活動が広まり、女も男も活躍し協力して子育てを行う社会になってほしいと思います。
  • 講義の内容は、イクメンで男性中心の話かなと思っていたのですが、笑顔でいることや、自分が輝く存在になるということは、育児だけでなく日常生活において重要なことなのだと気付かされました。不平不満を口にすることが私自身あるのですが、自分が行動すれば何か変えられるのではないかと勇気をもらいました。
  • がっつりイクメン、イクボスのことについて話をきくのかなと思っていたが、人生の生き方について考えることになった。「人生あと3日しかなかったらどう過ごす?」という質問に、仕事と答える人がほとんどいない、やっぱり家族と一緒に過ごすのが一番良いと答える人が多いというのに、父親として愛情を伝えたくても伝えられない不器用さが表れているように思った。
  • お金を払って自由時間を割いてまで育児を学びたがる男性がいることには驚きだった。子どもが産まれて、母(妻)から強制されて育児を始めるイメージがあったから。父親の自主性を知れて、今後の明るさを感じられた。
  • 父親がイクメンになりきれない、家族の思ったように家庭内で役割を果たせていないのは、どうすればイクメンになれるかを知らないだけ、というのがとても印象的でした。
  • 今回の講義を通して、父親(男性)が育児に積極的に参加することによって沢山のポジティブな効果が家庭、社会、そして父親自身にもたらされるのだということが分かりました。ファザーリングの中核にあるポジティブな姿勢を持つことや、家族や身の回りの人に思いやりの心をもって接すること、夢をもつこと、父親だけでなく社会全体にとっても、すごく大切なことです。小さな心がけから行動に変えていくことで、少しずつでも社会を変えていくことができるのだと感じた。私自身もそういう考え方を忘れずに生活していきたいです。
  • 「子育ては期間限定」「イクメンを死語にしたい」という言葉が印象に残りました。
  • 父親としてのあるべき姿を考えさせられました。お金を稼ぐだけだけでなく、子ども、妻をいかにサポートし、自分自身も成長できるかを大切にしていくことが大事であると思いました。
  • 父親が育児をすると子ども・妻・父親自身にとって良い影響がある、という考えは本当に共感できます。子どもと父親の両方向から距離が縮まるし、妻には自分の時間ができ、夫婦で子育ての苦労や喜びを共有できるし、良いこと尽くしだと思います。
  • 今日のスピーチを聞いて、自分の父のことを思った。父は無口で、不器用で、子どもたちである私たち兄弟とあまり関わったことがなかった。家族をサポートするため全力で、毎日休まず働いていた。家事が子育てまで色々なことは母にまかされていた。それでも、私の家族は今まで不幸はなかった。今、考えてみれば、お父さんにとってはさびしい思いや、つらい時はきっとあったんだろうと思う。お父さん自身も、あの頃なぜ子どもたちと一緒に過ごさなかったんだろう、と今は後悔しているんだろうと思う。
  • 私は保育園の頃、父は朝早く家を出て、夜遅くに帰宅していたので、平日はほとんど会うことがありませんでした。その頃の私の父に対して持っていた感情は「土日にだけいるおじさん」だったと思います。でも小学生になると残業を極力せずに早く家に帰ってきて、遊んだり、おしゃべりしたり、勉強を見てくれたりしたし、高校まで必ず参観日にきてくれていました。今日講義を受けて、私は父からとても愛されていたんだなーと感じました。
  • 私は最近「お父さんと仲良いね」と言われます。実際、私はお父さんとよく話すし、二人で祖父母の家に帰省したりもします。しかし、そのことを話すと友達に驚かれ、逆に私はそのことに驚きました。今日のお話しを聞いて、たしかに私は小さい頃にお父さんにたくさん遊んでもらった記憶があります。もしかしたら私のお父さんはイクメンで、赤ちゃんの頃にたくさん私に関わってくれたのかもしれない。だから今でも仲良くできているのかもしれないと思うと、なんだか嬉しくなりました。
  • 今日の話を聞いて、私の父は昔からイクメンだったのだと思いました。私もそのおかげで両親に愛されてきたと自覚できるし、歴史好きの父のおかげで歴史に興味をもつようになりました。
  • 私の父は仕事がずっと忙しく、あまり家にいない人でした。それなのに休日は思いつきでどこかに連れていかれたりして、私は父があまり好きではありませんでした。思春期に入ると父のことを無視したりするようになりました。今でもそんなに話しをするわけではないです。でも今日の講演を聞いて、父も父なりに子どもと交流を持とうと努力をしていたんだなと思いました。それなのに冷たい態度をとってしまって、父には申し訳ないことをしたなぁと思いました。父は今でもいそがしく働いていますが、休日くらいは一緒に話をしてみようと思いました。
  • 私の父は週末の朝ご飯の担当をここ数年自らしていて、いつも次は何をつくろうかと気合を入れてつくっています。その姿を見ているので、味がどうであろうと愛を感じ、父にとっても、私たち子どもにとっても、また母にとっても、とても良い習慣だと思います。
  • この授業を受けるまで、私は父のことがあまり好きではありませんでした。でも、仕事で家にあまりいられなかったり、母親をサポートする方法を知らなかったりと、やむを得ない事情もあったのだと知りました。私は一人っ子なので彼が子育てすることはもうありませんが、これから父が家族の一員としてうまくやっていけるよう支えていこうと思いました。
  • 東さんのお話を聞いていて、東さんのお父様と私の父親では似ているところがあると感じました。私の父親も3回転職していて、ものごとが長続きしません。これといった趣味もなく、深い付き合いの友人もいないようで、休日は家でネットサーフィンや競馬をすることが多いです。家族で外出をしたがるのですが、外出先で私や母と意見が食い違ったり、不機嫌になることも多く、家庭内で孤立気味です。
  • 私は父のことを、私に対して冷たいなと思ってしまうことがあるのですが、今日のビデオをみて父のありがたさに気づきました。
  • 小学生のときは自分のことだけ考えていたから、単純にお父さんと一緒にいたいと思っていた。今は、父の仕事の大変さや立場も理解できるから、仕事をきりあげてまで一緒にいたいとは要求しない。でも、父には笑っていてほしいと思う。忙しくてもやりがいを持ってほしいし、心に余裕を持っていてほしい。笑っていることで、心も前向きになると思うから。
  • 父と母の仲は別段よくなく、私や兄も親との関係は淡々としています。やはり私の父親も主体性を持って子育てなどしていなかったのだろうなと思います。保育園の送り迎えなどもしていましたが、ただのルーティン、仕事としてやっている感が強く、それよりも祖父母と通園したときの方が楽しかったことをよく覚えています。
  • 主体性をもって明るく、愛をもって仕事、子育てをするというのは母親にも当てはまるものでしょう。私の母もある種、子育てをこなしていたのではないかと感じました。夫婦が共にプラスの意味で影響しあうことが重要なのだと思います。
  • 今日の話をきいていて、義兄がナチュラルにイクメンしている姿を思い返して、東さんのファザーリングプロジェクトは浸透しているように感じました。オンとオフの切り替え、家と仕事をしっかり分けて、家では奥さんと子どものケアを進んで楽しく行う。言うのは簡単でも、仕事が激務な彼にはなかなか大変なはずです。それでも、本当に楽しく、ウキウキと「父親」であることを喜んでいることが感じられて、協働が夫婦、家庭間で大切なのだと、講義でさらに考えさせられました。
  • 私の兄は「イクメン」という言葉が嫌いだと言っていました。仕事も子育ても大変なことが多く、笑ってばかりではいられないのに「イクメン」というキラキラした言葉はそういった厳しい現実をごまかしているようだ、と言っていたのを覚えています。だからこそ、東さんがおっしゃっていた「笑っている父親」という言葉は考えさせられるものがありました。
  • 父親が「笑っていられない」と感じている理由のひとつは、「稼ぎ手としての父親像」に対する強い意識だと思います。仕事をバリバリこなす父と、専業主婦の母に育てられた兄は、やはり「自分が父として、また男として家庭を支えたい」という強い思いがあります。しかし、私たちの両親の時代と、私たちの時代では社会的・経済的背景も大きく異なり、男性だけの収入で(彼が思い描いている)家庭を実現するのは難しい現実もあります。そうした現実と理想のギャップに、彼も苦しさを感じているのではないかと思います。現実を受け止め、肩の力を抜き、今一度、自分の家庭との関わり方を考えてほしいと思いました。
  • 私は仕事も育児も経験がなく、きっと仕事と育児の両立には私が想像しきれないような苦労もあると思います。そのなかで、どうすれば父親が笑っていられるのか考えながら、お話を聴いていました。
  • もし自分が将来親になるのであれば、やはり子育てを共にしてくれる人が良いし、父親が育児をすることが当たり前の社会になって、父親と仲の良い娘も当たり前になってほしいです。
  • NPO法人ファザーリング・ジャパンという団体を私は今日初めて知りました。私はマイノリティについて興味があり、それに関する授業を受けています。私は社会のなかでマイノリティになってしまうことの多い「女性」の支援がどうにかできないかと思っていました。実際に女性が女性のために活動していることはあっても、その声はなかなか男性に届きにくいことを知っていました。なので、男性自らがママたちをサポートしよう、育児をしよう、そして自分たちもハッピーになろう、とファザーリング・ジャパンの皆さんが活動していることを知り、とてもうれしくなりました。日本の未来も明るくなるかもしれない!私たち女性の未来にも楽しいことが待っているかもしれないと希望がわいてきました。
  • 最近イクメンブームが話題となって、SNSにその様子をあげる人もいますが、それが「エセ・イクメン」と言われ、あまり妻の役には立っていないこと、イクメンになるには「ママのケアを最優先すること」とありました。しかし、この「ママのケアを最優先」の言い方には、やはり母が子育ての主導であり、父親と分担といっても父親は子育ての主導にはなり得ないのかなと思いました。
  • 子育てを充実させるために、まずは「自分が太陽になる」という考え方は、子育てに限らずあらゆる場で実践してみたいと思います。すごく前向きな気持ちになれる講座でした。
  • 周りが暗いと周りのせいにしてしまうことって多いと思います。そんな時に自分が太陽になれるように振舞っていきたいです。バイト先でも嫌な人のことは粗探しをしがちですが、その人の尊敬できる点、真似したいと思える点を沢山みつけていけたら良いなと強く思いました。
  • 子育てを「仕事」として捉えているように感じられてしまったのが残念だった。もしかしたら東さんはそう捉えていないかもしれないが、「男の育児は国家事業」「本業はパパ」「パパ力UPで高まる仕事力」という言葉からそれを感じた。
  • 活動を仕事と趣味の2つに分けたときの違いは、「何か別の目的(収入、能力UPなど)のための手段」か「それ自体が目的になっている」かだと思う。仕事は手段でしかなく、そこに無理に主体性を求めようとすると疲れるのではないか。また、仕事が疲れる理由は量(時間)と強度ではないか。
  • 私は社会学を先行していて主に少子高齢化について研究したいと考えているので、非常に楽しく興味深い内容でした。これからも笑顔でいることを大切に、楽しく生きていきたいです。ありがとうございました!
  • 優しい雰囲気でキラキラしている東さんがお話している姿をみて、うつ病に苦しんでいた過去があったなんて!と驚きました。6回転職しても、気に入らない過去があっても、人はやり直せ、輝くことができるのだと希望がもてました。
  • 外資のみでなく、日本企業でもイクボスがすすんでいること、野田前総理、小池さんの都庁での話、とても興味深かったです。
  • 女性が母であり、女たりえるのは気遣いができて情け深いからだと聞いたことがあります。男性も育児をともに行うことで、この両側面も身につけられ、会社での働きもよくなっていくのだろうと、社会的影響も楽しみになりました。
  • 自分は今3年生で就職のことが頭に浮かんでいる日々が続いていますが、具体的にこの仕事がしたい、というような希望はまだなく、あいまいなまま日々を過ごしています。しかし、東さんのお話で紹介していただいた「イクボス企業同盟」の中から企業を選んでみるのも、男女の平等性に関心のある自分からすればありなのかなと思いました。イクメン、イクボスを念頭において、これからの人生を歩みたら理想だなと思えました。
  • 私は今3年生で、就活に向けて様々な業界・企業の研究をしているのですが、いきいきと働くための条件がきちんとあるのか、イクボスを推進しているところなのか、という点でも注意して見ることの大切さに気づかされました。
  • 今、大学3年生なので就職活動を控えております。急に自分に自信が持てなくなったり、迷いが生じたりと焦りがあって、自分の心に余裕がもてなくなってしまいましたが、悲観マイナスに考えるのではなく、自分の幸せや感情にもっと希望を見出して笑っていたいと今日の話を聞いて強く思いました。
  • 育児をするパパを作り出す、支援する。育児するママを助ける、そのような感じで男性を応援する。そのことはすごく良いことだと思う。しかし、その時、以前の仕事中心で家事育児をしない男性を否定する見方を持たないよう注意するべきだと感じた。それは男性の意志の問題ではなく、男性に育児を不可能にする、労働に専念させる社会システムが原因だったから。
  • 仕事と家庭は分けて考えるものではなく、両方を笑顔で楽しく過ごしてこそ人間の生き方なのかなと思った。
  • 今はまだあまり男性が育児のために会社を休むということが許容されていないけれど、こういう講演を聞くことで考えが変わり、日本社会を変えようと思う人が増えてほしいです。
  • 男性が育児に参加することが必要であるということは前々から言われていることだが、それには男性の意識改善だけでなく、周囲のサポートがとくに必要であると改めて感じた。また「女性が今までやっていた育児を男性がサポートする」のではなく、「女性、男性ともに育児を主体的に行う」というのが育児の理想形であり、夫婦で互いに無理のない育児を実現させる鍵なのではないかと考えた。
  • 今回驚いたのは、育児の最優先はママのケアという点である。これはパートナーとの関係を保ってこそ、子どもとの関係が良くなるということなのだろう。人生においてのパートナーは私も大事にしたいと思ったし、支えあってこそ育児は豊かになると思った。
  • 今回のお話しは、私自身はパートナーとの関係にも引きつけて感じることができ、とても響きました。よく反省して、よい関係を築くきっかけができればと思います。
  • 父が笑っているのを見るとうれしいということに、とても共感しました。私は母となる立場ですが、母も自ら輝いて家族を明るくしたいです。
  • ATM、ゾンビと夫を呼んでいることを今日初めて知って、同じ女性ながら、なんて女性はおそらく残酷なのかと感じた。
  • 将来は結婚して、夫と力を合わせて素敵な家族、幸せにあふれる家庭を築き、子供を育てたいです。イクメン、イクボスが当たり前の時代となりますように!貴重なお話をありがとうございました。

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