カエル!ジャパン通信121号に寄稿したコラムが掲載されました。

「カエル!ジャパン通信」は、内閣府が月1回発行しているワーク・ライフ・バランスに関するメルマガです。

カエル!ジャパンの事業が始まった頃に、私はメルマガ登録しました。バックナンバーを見ると創刊号は平成21年10月で、10年のお付き合いです。

そのメルマガに、今回コラムを寄稿する機会をいただき、121号に掲載されました!

読者の立場から発信側になれて、うれしいです。

カエル!ジャパン通信121号の内容は下記リンクをご覧いただければ幸いです。
http://wwwa.cao.go.jp/wlb/e-mailmagazine/backnumber/121/121.pdf

私のコラム記事を下記に転載します。

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1.コラム
働き方改革で全社員がワーク・ライフ・バランスの当事者に
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2008 年を「仕事と生活の調和元年」と内閣府が定め、ワーク・ライフ・バランス(以下、WLB と略)の啓発が本格的に始まって10年が経ちました。その間、WLB の主要テーマはいくつか変遷しています。

当初は両立支援が中心でした。女性が出産後も働き続けられる制度の充実等が叫ばれ、男性の育児も焦点になりました。続いて介護問題や女性活躍がトピックとなり、この数年はもっぱら働き方改革が主題となっています。

WLBのメインテーマが両立支援だったとき、主な対象とされたのは仕事と生活の両立に困難を抱える人(とくに育児中の女性)でした。半面、ワークとライフに葛藤を感じない人には当事者意識を持ちにくいテーマだった感が否めません。

先日「ライフ・ワーク・バランス EXPO 東京 2019」が開催されましたが、こうした啓 発イベントによって WLB の認知度が高まったにもかかわらず、企業では浸透していないところがありました。その最大の要因は、経営管理職(主に 50 代以上の男性)にとって WLB が自分事ではなかったことにあると私は捉えています。

ファザーリング・ジャパンが推進するイクボス・プロジェクトは、経営管理職に意識変革を迫ります。なぜ父親の育児支援団体がイクボスを行うのかといえば、父親が育児したいと願っても長時間労働の職場では早く帰宅できず、育児できないからです。職場の空気を作るのはボスたちであり、彼らの意識を変えることが働き方改革の突破口です。

WLB のメインテーマが働き方改革になり、経営管理職ほか独身者もターゲットに含まれました。働き方改革で全社員が当事者になったことで、WLB 実現の推進力が格段に 増したと感じます。

■東 浩司(あづま こうじ)プロフィール
株式会社ソラーレ代表取締役
特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパン理事
1971 年 2 月生、名古屋出身、大阪大学人間科学部卒、逗子市在住。6 回の転職を経て、36 歳で長女が誕生したことを機に研修講師で独立。「自分らしくいきいきと働く」をテーマに、ワーク・ライフ・バランスや働き方改革などの講演セミナーを数多くの企業や自治体で行う。

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