30才の青年に介護の本をプレゼント。本のソムリエになろうかしら。

先日お会いした30才の青年に「最近興味のあることはありますか?」と尋ねたら「介護」と回答がありました。

意外な答えに驚いて「自分の親の介護が気になるの?」と尋ね直すと、そうではなくて、社内で介護を抱えている同僚が気になってとのこと。あと、親の介護を含めて、将来に漠然とした不安を感じているとのことでした。

「それなら良い本あるよ」と、上野千鶴子先生と古市憲寿さんの対談本をあらためてプレゼントしました。

上野先生が介護不安の正体をつまびらかにされており、きっと目が覚める思いがすると思います。介護の話題以外に子育て論もあり、「団塊世代の子育ては失敗した!」というセリフが何度も出てきます。

古市さんは最近よくテレビに出演され、空気を読まない社会学者のポジションを確立されています。この対談本では上野先生への敬意が伝わるとともに、20代若者の素直な気持ちが表明されていて、きっと同世代ならではの共感があると思いました。

不安の正体を知っただけでは同僚に働きかけることはできないので、ファザーリング仲間の新田香織さん著『仕事と介護 両立ハンドブック』も添えました。

今回お渡しするリストからは外しましたが、当事者として介護問題を考えることになったときは、平山亮『介護する息子たち』をお勧めします。

出会った人に読み終えた本をプレゼントするのを、この数年私の趣味にしていました。今回あらためて「こういうの好きだな」と思いました。相手の興味関心を想像しながら、本をセレクトする時間がすごく楽しい。

本のソムリエをめざしてみようかしら。元祖・本のソムリエ、清水克衛さんの本を読み返してみよう、っと。

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