北海道出張にお供する本

今日から三日間、北海道に出張です。行きの移動時間で二冊読みました。

一冊目は、いま映画化されて話題になっている『新聞記者』。

東京新聞の望月衣塑子さんの自伝的な内容と、新聞記者としての意気込みが綴られた本。

空気を読まない力の強さを感じるとともに、同調圧力の強い日本社会の現実を思わされてしまいます。映画も見てみよう。

つづいて、電通の元社員の方が書いた話題の書『読みたいことを、書けばいい。』

人を食ったような、というか、肩すかしにあう、落とし方が上手い文章が次々とあらわれる。

文章読本の本ではないと繰り返されるなかで、ライターとしての矜持が述べられます。真髄は、この箇所と思いました。

書くという行為において最も重要なのはファクトである。ライターの仕事はまず「調べる」ことから始める。そして調べた9割を棄て、残った1割を書いた中の1割にやっと「筆者はこう思う」と書く。
つまり、ライターの考えなど全体の1%でよいし、その1%を伝えるためにあとの99%が要る。「物書きは調べることが9割9分5厘6毛」なのである。(147-148頁)

大学院の修士論文でいま、求められているのもまさにココ。9割捨てるつもりで執筆しよう。

お昼すぎに新千歳空港に着き、ランチはジンギスカンを選択。

「松尾、仁義好かん」などと言ったりはしません。

札幌に移動して、夜に友人と会うまで駅ビルにあった三省堂書店内のブックカフェで過ごしました。

三冊まで持ち込み可というので、チョイスしたのは電車の中吊り広告で気になった大前研一さんの新刊。

前著の『50代からの「稼ぐ力」』と似た内容だったな。コーヒーおかわり800円で読み終えて、元をとった気分です。

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