パパの絵本講座を行いました。会場は、江ノ電の江ノ島駅から徒歩数分の片瀬公民館。
私は数年前に「イクメン講師引退宣言」をしており、私宛にパパ向け講座の依頼があっても若い現役世代のパパたちを紹介して出番を譲っているのが常でした。
今回は、藤沢市役所で旧知のYさんがこの4月から片瀬市民センターのセンター長になったと連絡があり、そのご縁からの頼まれごとでしたので快くお引き受けしました。
公民館が主催する家庭教育学級「イルカ学級」の一コマで、パパ子も参加の回ということでした。親子で楽しんでもらうのが一番!と思い、絵本をメインにした講座にしました。
私の娘は中1と小3となり、絵本を読むことはなくなりましたが、娘たちが小さい頃は絵本を沢山読みました。図書館や保育園で借りて、お気に入りになった絵本は購入して何度も繰り返し読みました。
もともと絵本が得意だったわけではありません。ファザーリング・ジャパンには絵本好きなパパが多く、先輩パパたちから面白い絵本を紹介されるたびに自分も読んでいたら、絵本のレパートリーが増えました。
「パパならではの絵本」は、バカバカしいもの、奇想天外、オチのある話し、うんこ・パンツ系、クイズもの、電車図鑑、重低音で語ると怖い物語といったあたり。
自宅から大量の絵本を持ち込み、それぞれ解説しながら10冊くらい読みました。
「絵本は親子のコミュニケーションツール」というメッセージを繰り返しました。
絵本を通じて子どもの空想世界に大人もお邪魔させてもらい、子どもの世界に入って色々な話しができるのが楽しい。
子どもが絵本に落書きをしたり破いたとしても、その絵本が後になると良き思い出となったりします。うちにもボロボロになっている絵本があって、その絵本をみるたびに娘と過ごした絵本のシーンを思い出します。
ラストナンバーでセレクトしたのは、長野ヒデコさん『おとうさんがおとうさんになった日』。「おとうさんが おとうさんになった日って、ふるえるんだ」と震える声で読みました。
ちなみに、読み聞かせはマスク越しで行いました。
使い捨てマイクのひだにピンマイクをセットすると具合がよかったです。感度良好でした。
参加者の方にも事前にお知らせして、お気に入りの絵本を持参いただき、互いに紹介し合いました。皆さんも絵本のレパートリーが増えたようです。
参加のパパにもその場でお願いして、読み聞かせ実演をしていただいたり。
絵本タイムが終わったら(写真はありませんが)、バルーンで犬と剣を一緒に作りました。お土産ができて子どもたちは大喜び。
パパ同士、ママ同士に分かれて、話し合いの時間もとりました。コロナ感染防止で情報交換をする場をもつことが難しくなっていますが、今回は広い会場でソーシャルディスタンスは保ちながら対話できたのが良かったです。
ゆるい感じの進行で、和気あいあいとした雰囲気で余韻を残して終了。満足度の高い講座になったと思います。
講座を終えると「KAMOME KITCHEN」でセンター長のYさんとランチ。沖縄の離島でゆんたくするような、ゆるい空気のあるお店でした。
しらす丼に、生しらすがドーン!
ごちそうさまでした。
生しらすが美味しかったことを、お知らすします。
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