キャリアカウンセラーを務めている本学の就職支援イベントにて、出番をいただきました。
キャリア委員会の学生による企画で、二部構成。私がミニ講演した後、三人の卒業生を招いてのパネルディスカッション。
16時50分開始の夕刻ながら学生が多く集まりました。先輩たちのリアルな仕事話を、みなさん熱心に聞いていました。
私に頂いたミニ講演のお題は「業界研究」でした。付けたタイトルはこちら。
「私らしい仕事・会社の見つけ方〜なりたい自分になるために」
就職活動を始める3年生、就職を意識し始めた1,2年生、就活を終えた4年生と、それぞれの学年が参加いました。
いずれの学生にも分かりやすく、腑に落ちる内容で、就職に対して前向きになる講演にしたいと思いました。
そこで、用意したテーマはこちら。
「就職と結婚の共通項」について
スライドに書いたこと以外に、こんな話をしました。
複数内定は、二股三股かけているのと同じ。内定を沢山もらえた!と浮かれている場合ではない。付き合っていた相手に、「本命からプロポーズされたので・・」と別れ話を切り出すときは修羅場と化す。
一方的な講義ではなく、参加型セッションも入れました。
四択で答えられる質問をしました。
「結婚相手の条件で、気になるのは、どれですか?」
私の長年の観察によれば、結婚相手と就職先を選ぶ際の傾向が似ています。
外見が最初は気になるのだけど、本当は中身が知りたい!
では、中身を知るにはどうすればいいか。それは、
生身の人からリアルな体験談を聞くのが一番!
ということで、パネルディスカッションへのつなぎをして、第二部への期待感を高めました。
つづいて、相手の探し方のアドバイスを。
日本には約400万社の会社があります。
結婚相手の対象となる男性は地球上に35億います。
膨大な選択肢から、理想の相手を見つけるのは至難の技です。
最初はどうしても身近なところに目が付いてしまうものですが、
「半径3メートルの恋」からで構いません
就職活動を始めると、今まで聞いたことがない会社や知らなかった仕事と次々出会います。
就活はアナザーワールドの旅です
割合が多いわけではないですが、就活という未知なる世界でワクワクしながら旅をするように楽しむ学生がいます。自分の視野を広げ、就活を通して成長を遂げています。
就活というアナザーワールドを楽しめる学生は、結果として望んだ会社や仕事と出会っている。キャリアカウセリングで会う学生の傾向から、そう感じます。
今回用意したスライドで、こちらが一番練ったものです。2011年から7年、千人以上の本学生の就職相談を受けてきた成果物といえます。
以上、8枚のスライドを使い、20分間のミニ講演をしました。限られた時間で、中身の濃い話題提供ができたのでは。
就職に関して不安と焦りを感じている彼女たちのやる気が高まり、動き出すきっかけの場になってくいたら、うれしいです。
実をいえば、就職支援の講座をするのは久しぶりでした。
もともと、9年前に独立したときは、就活講座を事業の柱にしたくらいなのですが。
5年前まで専修大学で「日本一おもしろいキャリアデザイン講座」を担当し、毎回ゲストを招いて楽しい授業をしていました。今も卒業生と交流があるほど出会いが充実した内容でしたが、残念ながら、逗子市職員になったのを機に辞退。
通期の授業を展開できるだけのネタがあります。
どこかの大学で、連続講座の出番はないものかしら。
ちなみに、、
本学はお嬢様大学で有名な学校ですが、私が出会う学生はみな、いたって普通です。
ごく稀に、超有名企業の創業者の娘や孫がいたりしてビビりますが、レアなケース。
(下の記事は週刊ダイヤモンドで見つけた本学出身の森トラスト社長)
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