キエーロのある街〜キエーロ開発者・松本信夫さんのお話しがもの凄く面白かったのです

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わが家の庭に、燦然と輝きを放つ陸前高田の木材。「キエーロ」を導入してから2週間ほど経ちます。キエーロのある暮らしが、すこぶる快適です。

キエーロとは「生ゴミ処理機」の商品名(商標登録済)。残飯などを木箱の土の中に投入して5日も経てば、あら不思議。綺麗になくなっている。たまねぎの皮やキャベツの芯、コーヒーフィルターのペーパーはさすがに残りますが、魚の骨など見事なくらいに消えます。土の中にいるバクテリアが生ゴミを分解してくれるおかげとのこと。

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うちはもともと生ゴミが少ないです。なぜなら家で作った食事を私が常に平らげるため、残飯が出ないのです。(・・名古屋の実家では「バキュームカー」と呼ばれていた)

それで「生ゴミは少ないからキエーロは必要ないか」と、導入を見送っていたのですが、野菜くずや毎朝飲むコーヒー豆の生ゴミは出ていたわけで。キエーロがやってきて以来、生ゴミが見事ゼロ!になりました。ごみ減量が目に見えて達成できて、なんしか気分がよく。もっと早く始めればよかった。

そんなベタ惚れ、敬愛してやまない「キエーロ」の開発者である松本信夫さんに、お時間とっていただいてレクチャーを受けました。

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元々の出発点は、葉山にお住まいの松本さんご自宅の庭にあった子どもの砂場だったそう。砂場が子どもの成長とともに使われなくなり、庭の木の落ち葉を砂場に入れていたら、葉っぱが砂の中で融解。そこで試しに、と生ゴミをいれたら、消えた。砂場を囲う木枠を作ったら上手い具合になり、生ゴミ処理場として活用を始めたとのこと。

生ゴミ処理はコンポストなどがよく使われますが、臭いがしたり、使い方が面倒で、コンポストは購入後に使われなくなることが多い。でも、砂場の生ゴミ処理は臭いがなくて、虫もわかず、手間もかからなくて、楽チン。

砂場を生ゴミ処理場として20年くらい使っていたところ、たまたま葉山町のごみ処理場で問題が生じ、インターネットへ砂場について投稿。すると巷で評判になり、ご自宅の砂場に次々と見学者が現れた。それなら余所でも出来るようにしようと、試作品を作り、商品化して、実用新案を取得し、生産工場と交渉し、販路を広げ、現在コツコツと普及活動をされています。

と、経緯をサラリと書いてしまいましたが、キエーロ開発物語が実に面白かったのです。普通にテレビ番組の目玉コーナーで紹介されてもおかしくないレベルの話題性あり。又、ゆるく進めている感じが、葉山逗子の風土に似合います。どなかた文章に起こして出版しないかしら。

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キエーロ生き字引である松本さんに、キエーロについてお尋ねすると、どんな質問にも解答がかえってきます。解説書もありますが、キエーロで分からないことあれば、松本さんに直接尋ねるのが一番です。

一方、「十人いれば十通りの使い方がある」というお話しもあり。キエーロ愛好者同士で、それぞれの使い方を紹介しあうフォーラムを作れたら面白いと思いました。キエーロのFacebookページがすでにあり、様々な分解実験や、ほかの市町村への広がりが紹介されていました。各地のキエーロを見に行くツアーができたらいいなぁ。

キエーロの話題で、とくに面白かったのは、野菜くずを消すだけではなく、野菜が育つこともあると。実際、私のママ友からも報告がありました。

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かぼちゃが一番育ちやすいとのこと。キエーロが家庭菜園にもなるとは!驚き、桃の木、山椒の木(ネタが古い!!)

キエーロで育ったかぼちゃを食べて、その種をキエーロにいれて、その種が育ったかぼちゃを食べて、また種をいれて・・。これこそ人類の夢、永久機関!

ほかにも、神奈川新聞の連載「キエーロとともに」に小泉進次郎氏がキエーロで育った冬瓜を食した記事が載っていました。

キエーロの実物を見てみたい!という方は、展示品が逗子市民交流センターにあるので覗きにきてみてください。

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今週金曜の午前には、逗子市役所でキエーロシンポジウムもあります。私が司会します。

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激論を交わし、新たな境地へ!

『キエーロのある街』のタイトルで、映画化されないかなー。主演は吉永早百合さんで。

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