国勢調査はインターネット入力で楽になったけど準備する側は大変なのだなぁ

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5年に一度の国勢調査。インターネット回答できるようになって簡単になった!と評判。私も自宅に来られた調査員の方からIDとパスワードが記載された用紙を受け取り、サクサク入力してすぐ完了。

今回の国勢調査キャンペーン、織田選手が目立ってますね。(写真は総務省のWEBサイトから)
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Yahoo!の特別企画サイトもありました。
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今回からインターネット活用が始まってイマドキになった国勢調査ですが、調査員が各戸訪問して調査票を渡す方式は、日中の自宅に誰か(主として専業主婦)がいることを想定しています。一人暮らしが増え、空き家も多く、日中に誰もいない家が多くなりました。戸別訪問して不在がつづき、苦労されている調査員の姿が目に浮かぶようです。

折しも読んでいた本が、山田昌弘先生の『家族難民』。「シングル化する日本」の題名にする方が合っていると思ったほど、日本社会は未婚化・離別・死別によってシングル(単身者)が増大しています。調査員の皆様、おつかれさまです。

と、前回の国勢調査までは「調査員の方は大変だなー」の感想のみだったのですが、市職員になって庁内の動きを知ると「準備する方はさらに大変だー!」と思います。

逗子市は総務課の所管です。調査員の募集、希望者への説明会、調査員になられた方の研修、担当地域の割り振りとチーム編成、調査票の配布と回収および管理、そして、調査を受ける市民への呼びかけ(以上の業務は私の想像できる範囲で記載しました)。諸々やるべき業務が山のようにあります。

総務課だけでなく他部署以外の職員も担当地域を受け持ち、国勢調査で労力を割いています。私のいる市民協働課で担当になった同僚も、調査員の方々との連絡を時間をつくって密に取り合っています。調査員の身分は、総務大臣が任命する非常勤の国家公務員ですから、責任を感じることでしょう。

国勢調査を準備する大変さを身近で知り、公務員は色々と大変だ!と思うのでありました。

又、インターネットで楽になったとはいえ、そう感じるのは普段からネット環境に慣れている年代層に限ってのこと。高齢者などパソコンを苦手とする方にとっては、まだまだ手書きの書類が必要です。

そんなインターネットを不得手とされる方に、グッドニュース!
逗子市の講座で「フェイスブックデビュー講座」を近日行います。去年、一昨年と同内容の講座を実施し、大好評でした。講師は、説明が分かりやすいことで大評判の田中美乃里さん(NPO法人地域魅力理事長)です!!

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でも、参加してみたいなと思った方に、バッドニュース!
定員25名を上回る申し込みがあり、キャンセル待ち状態なのでありました。

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