逗子の市民力を考える集い・勉強会「郷土資料館の活用を考える」

逗子の市民力を考える集い・勉強会を企画しました。

逗子市は来年度以降、緊縮財政で様々な事業が休止・廃止となります。市の予算がなくなっても「逗子の市民力」で続けることはできないものだろうか?

そんなことを考えていたなかで、逗子文化の会理事長の小笠原さんから「郷土資料館(来年度休止)の有効活用を考えたい」と提案がありました。

実際のところ「(市の施設を)有効活用したい」と願っても、法律や規制など様々な制約条件があって、市民の想いだけでは実現できなかったりします。それは、私自身が行政内部で仕事したなかで学んだことでもありました。

前のめりに夢を語るだけでなく、「できない理由」を理解したうえで、クリアできるかどうかを現実的に考える場をつくりたい。郷土資料館の活用を一つのケーススタディに、「逗子の市民力」と向き合ってみたいと私自身は思っています。

そうした主旨で行いますが、そこまでの課題認識はなくても、郷土資料館に興味がある方が参加いただくのも大丈夫です。徳川宗家第16代の別邸として使われた由緒ある建物で、富士山と逗子湾の眺めが抜群。私も訪ねるのは数年ぶり。楽しみです。

Facebookイベントページを作りました。申込の方は「参加予定」に押下ください。
https://www.facebook.com/events/187691368664961/

逗子の市民力を考える集い・勉強会
【郷土資料館の活用について考える】

平成18年9月15日に、旧脇村邸と郷土資料館の歴史的な建物の点在する景観を生かした風致公園として都市計画公園とされた「蘆花記念公園」。長柄桜山古墳群がある桜山に位置し、逗子海岸や田越川も近く、別荘文化が栄えた土地にあり、徳富蘆花をはじめ多くの文学者たちが愛した土地です。

しかし現在、蘆花記念公園が多くの人に知られ、有効に利用されているとは思えません。また、市の財政が厳しくなり、唯一日常的に開放されていた郷土資料館も来年度の休館が決定してしまいました。

市民の財産を「市民の力」で有効活用することはできないか。蘆花記念公園内施設活用の規制等を学びながら、「市民力でできること/できないこと」を整理し、可能性や方策などを話し合います

★2部制で行います。
○日時:2018年3月10日(土)
○第1部 13時集合、第2部 14時30分開始
○集合場所:第一休憩所

13:00〜14:00
【第1部】蘆花記念公園内施設の見学
-郷土資料館 *入館料100円は自己負担となります。
-旧脇村邸(外観)
-第二休憩所(外観)

14:30〜16:30
【第2部】郷土資料館の活用について考える
-勉強会

主催:「逗子の市民力を考える集い」実行委員会
共催:逗子市市民協働課
協力:NPO法人逗子の文化をつなぎ広め深める会


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