「ママドラフト会議in東京」に参加しました。ママドラフト会議は福岡発祥で、地元のメディアに多数取り上げられた話題のイベントです。
ホームページには次のように説明されています。
→「【ママドラフト会議in東京】登壇者、交流会参加者大募集|理想の働き方の実現へ」
ママドラフト会議® とは
出産等でリタイアしたけどもう一度働きたい!そんなママたちのジブン磨きと企業との出会いを全力でサポートする、ママ応援イベント。ママ達のこれまでのキャリア、子育てや地域活動で培ったスキルは、とても魅力的。なのにまだ、その力を活かせている企業は少数派。
企業からは
「ママたちの中にスキルの高い人がいるのは知っているが、どこで出会えるの?」
「どんな働き方を希望しているのか、知りたい」との声。そんな企業にママの魅力(=強み)を直接届けて、ママの活躍の場を増やそう、というイベントです。
主催は、NPO法人ママワーク研究所。代表の田中彩さんはファザーリング・ジャパンのメンバーでも既知の仲であり。今回の東京開催にあたって、お誘いをいただきました。
ファザーリング・ジャパン九州の森島孝さんもスタッフで入っており、さりげないサポートでイベントを支えていました。森島さんのOKポーズはママドラフト会議のトレードマークでした。
NPO法人ArowArowの堀江由香里さんほか、ワークライフバランスの仕事などで昔ご一緒した仲間と再会できたのも有り難く。
ママドラフト会議は、働きたいママと雇いたい企業のマッチングイベントです。本当であれば、私も自社で採用する人を見極める役割で参加できればよかったのですが、当面は採用予定がなく。イチ審査員で混ぜてもらいました。前の席を用意してもらい、恐縮です。
本番では、6人のママたちが堂々たるプレゼンテーションをされていました。プレゼン中は審査で写真を撮っている余裕がなかったので、表彰式の様子だけパチリ。
プレゼンされたママたちについて、以前に東洋経済オンラインで紹介された文章そのままだった、という感想をもちました。
→「働きたいママが「ドラフト会議」で訴えたこと|WORK AGAIN」
この日スピーチを行った6人は、20数人の応募者の中から選ばれたファイナリストである。だが、誤解を恐れずにいえば、決して特別な存在ではない。子育てしながらでも一歩踏み出したいと願う1人の女性であり、それを実行に移しただけなのだ。
今回出場したママたちは、決して特別な存在ではありません。似たような境遇のママたちはきっと沢山いると思われます。
能力が高く、やる気のある女性が埋もれている。待機児童や夫の転勤等で会社を辞めざるをえなくなり、本当は働き続けたいのだけれども、不本意ながら仕事を諦める選択をした。
そうしたモヤモヤした気持ちをもつママたちに、具体的かつ必要な支援を行い、勇気づけをし、アウトプットする場を設け、出口まで連れて行くのが、ママドラフト会議です。その果たしている意義は、とても大きいと思いました。
安藤さんが最後の挨拶で述べられていたように、これはママたちの問題ではなく社会システムの弊害であり、男たちの旧いOSの問題でもある。「夫よ、がんばれ!」と言いたい気持ちにもなりました。
私自身はこの四年ほど逗子に埋もれていたため、こうしたイベントに参加するのは久しぶりで、いい刺激を受けました。イクメンがブームが広まって父親の育児を取り巻く環境は変わりつつあるとはいえ、まだまだやるべきことはあるのだと強く思えたのでした。
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