ナニスルで何する?〜逗子市市民活動・生涯学習サイト「ナニスル」がOPEN

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事業名「共育ポータルサイト」、正式名称「逗子市市民活動・生涯学習サイト」、WEBサイトネーム「ナニスル」が11月4日にOPEN!しました。
http://www.city.zushi.kanagawa.jp/nanisuru/

すっきりしたデザインで、アクセスしやすい感じ。使い方としては、まずは逗子で行われている講座・イベントを探すのに便利。「イベントに参加する」をワンクリックすると、カレンダー表示があって分かりやすいです。・・11月はイベントが連日のようにありますね。

nanisuru

市民活動をされている方にとっても、有益な情報がいろいろと載っています。例えば「助成金情報」のページ。沢山の助成金があって自分で調べると結構な労力がかかるもの。一覧にされていると助かります。

自治体が行う講座は部署ごとに企画しているため同時期に似たような講座が行われたり、市民団体が主催する講座と内容が被ることが起きがちです。私も父親育児の講座をするなかで[子育て支援/男女共同参画/地域振興/経営支援]といった様々な部署からお声がかかります。その際、部署間や施設同士の情報が共有されていないことが多く(共有できていないのが普通)、私から他部署や他自治体の情報を伝えてあげると喜ばれます。

そうした問題意識をもとに、逗子の生涯学習の情報を集約するプラットフォームづくりを目的に、WEBサイトを制作したことがありました。逗子市民協働コーディネーターに着任する前の年、2013年にボランティアで「逗子まちなかアカデミーの会」の事務局長を務め、その際、市の委託事業だった「まちなか文化交流サイト」の管理人を務めました。デザインと機能性を重視したWEBサイトで、評判はよかったです。

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ホームページ制作ソフト「Bind6」を使ってWEBサイトをリニューアルし、頻繁に更新しました。計100時間を超える膨大な労力を費やしました。でも次第に息切れしてしまい、手が止まってしまいました。現在、この画面は閉鎖しており「伝説」となっております。

「横の連携と情報共有をすべき!」と言うは易し。それを実現するには情報を共有するためのシステムを用意する必要があり、それなりの開発費用がかかります。また、情報を常に最新のものに更新しなければならず、メンテナンスを誰が担うのかを(その人の人件費も)考えないといけません。

そして、WEBサイトを作ったはいいけれど見てもらえないと利用価値がなく、アクセスがないと作り手のモチベーションが保てません。アクセス数を増やす工夫も、結構な手間暇がかかります。その点、「ナニスル」は逗子市ホームページTOPページのヘッダーにリンクが貼られて視認性が高く、アクセスが増えるでしょう。

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一度チャレンジし、結果的に試みは失敗に終わった、逗子の学びのポータルサイト。私は、こんなWEBサイトが逗子にほしかったのです。これからのナニスルに期待するなり。

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