社会デザイン学の授業で「NPO/NGO」のレポート発表をしました。

大学院の授業「社会デザイン学への招待」でレポートを担当しました。テーマは「NPO/NGO」。

NPO法人の三団体で理事、ほか三団体の正会員になっており、NPO論は私の扱いやすいテーマでした。

クイズから始めてみました。

Q1. 国際的に有名なNPO/NGOをあげてください。
Q2. 国内最大の環境NGOは?
Q3.NPOで食べていける?

NPO/NGOの名前は、国境なき医師団、グラミン銀行、アイセックなど、すらすら出てきました。さすが、21世紀社会デザイン研究科で学ぶ方々です。

国内最大の環境NGOは?の回答はすぐ出ませんでしたが、「昔、紅白歌合戦の集計をしていた」とヒントを出すと、日本野鳥の会と答えが返りました。

ちなみに私は昔、野鳥の会の会員だったことがあります。鳥の名前を全然覚えなくて、「日本八百長の会」と呼ばれました。(ややウケ)

三つ目の質問については、中村陽一先生がリクルートのWEBサイトで回答を出されています。
スタディアプリ#高校生なう「新卒でNPOに就職」という選択肢はあり?なし?

もう一つ、クイズを出しました。

Q. 経営の神様といわれたピーター・ドラッカーが『非営利組織の経営』の日本版序文で、「世界最古の非営利組織は日本にある」と書いています。さて、それは何でしょうか?

みなさんも一緒にお考えください。


こちらのクイズは、授業で正解者がいませんでした。

答えは「寺」です。

日本語版の書き出しで、最古の非営利組織は日本にあり、奈良の古寺がそれにあたると書かれています。

又、授業で言及しませんでしたが、私は20代でサラリーマンしていたときに、なぜかドラッカーの『非営利組織の経営』を貪るように読みました。

本書にあった一文に、胸を撃ち抜かれてしまったのです。

「燃え尽きた」とは、たいていの場合、飽きたというだけのことである。たいしたことでないもののために朝出かけるほど、疲れを覚えるものはない。

その後、授業は日本のNPO研究の第一人者である中村先生からレクチャーあり、贅沢な学びの時間でした。

「社会デザイン学の招待」の授業は二年前に科目等履修生で通いました。今回は復習になります。
ブログ「46歳の手習いで大学院に通います」(2017.4.11)

そのときに授業で勧められた本をできるだけ読むようにしました。おかげで、世界の見方が変わったと実感します。

今年は修士論文がありますが、余裕あるかぎり読書したいと思っています。

今回お勧めされた未読の書はパットナム『哲学する民主主義』と、『リーディングスネットワーク論』。

その前に『孤独なボウリング』を再読しなくては。

こちらのパットナム最新刊は、購入したものの積ん読状態に。

アーメン

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