灼熱のソフトボールな一日

子ども会主催のソフトボール大会でした。4月から月二回ペースで「ソフトボールで遊ぼう!」を催し、この日に向けて練習してきました。

会場は中学校のグラウンド。久木中学校ソフトボール部の協力も得て、午前いっぱいソフトボールを楽しみました。

絶好のソフトボール日和。準備運動をした後、低学年チーム(守りは大人がサポート)vs.高学年チームで試合を実施。

子ども達それぞれが上達していて、練習の成果が出ました。

つづいて、久中ソフトボール部と大人チームの試合。中学生のキビキビした動きと声だしが心地よかったです。

試合は、久中ソフト部が最後に追い上げを見せましたが、年季を重ねた大人チームの勝利。私も打てて良かった。

試合が終わると、子ども達が順番に打席にたって「ヒット賞」。いい当たりと全力走塁をした子どもに、お菓子をプレゼント。みな張り切っていました。

閉会式では監督賞が贈られました。監督は「ソフトボールで遊ぼう!」を16年間率いており、子ども達のことをよく知っています。

終了後、近くの久木会館に移動して慰労会。食べ物・飲み物は子ども会連合役員のママたちが準備してくれました。

中学ソフト部の監督に、3年生からサプライズもあり。プレゼントの中身は寄せ書き色紙? きっと監督は後で読んで感涙されたことでしょう。

そして、大人たちは夜の居酒屋で再集合。互いに真っ赤に日焼けした顔で、ソフトボール談義を交わしました。いまソフトボールに来る子は十数名ですが、数年前は80人もいたそう。「本当は3チームつくって総当たり戦をやりたいんだよなー」と監督が語っていました。

ソフトボールも、昔は丁目ごとの対抗戦だったのが、少子化等の影響で子どもが減り、試合が成り立たなくなりました。又、他の学区と対抗戦もしていたのが、他地区で子ども会がなくなって実現できなくなったとのこと。さみしい現実です。

子ども会に入会しない人も増えていると聞きます。子ども会に入るor入らないは任意の選択ですし、入らない選択をされた親御さんにはそれぞれの事情があったと推察します。それでも、こうした熱意ある大人たちが、地域で子どもが育つ環境を支えていることは知っておいてほしいと思いました。

監督は「子どもは地域で育つんだ」と力説していました。「ソフトボールで子ども達と関わるのは私のライフワーク」と語る御仁もいらっしゃいました。

少子化で子どもの数が減少するなか、逆に、一人の子どもに対して関われる大人の数は増えています。久木小ソフトボールの会は、参加する子どもよりコーチの大人の人数が多いときさえあります。ある意味、いまの子ども達の方がラッキーと言えるのかもしれません。

子どもたちを叱ったり褒めてくれる大人は、得難いものです。地域で子ども達が安心安全に育つ環境を見守ってくれる大人の存在は、本当に貴重です。

 

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