連休の最終日はハンモックにゆられながら『日本スターバックス物語』を読む

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先月に始めたばかりの弱小ブログですが、6日前に投稿した『逗子の図書館で借りた本で、日本のスターバックスのルーツが逗子にあったと知る』は沢山の方が見てくださって、300PVになりました。でも、弱小であることには変わりなく、アクセス数にあくせくせず、ぼちぼち更新してまいります。

「スタバのルーツは逗子だった」のネタは、知っている人は知っているけど、知らない人は初耳!といった感触でした。私はもちろん初耳組です。wikipediaとグーグルでちゃちゃっと検索した程度の知識なので、ちゃんと調べようと思っていたところに、新逗子駅2階の書店で『日本スターバックス物語』を見つけました。

この本、とっても面白いです。スターバックスコーヒージャパンの創業物語で、全体のテーマは「フォロアーシップ」。初代社長の角田雄二さん、弟でサザビー社長の鈴木陸三さん、そして、スターバックス本社社長のハワード・シュルツ氏といった登場人物が、大変魅力的に描かれています。

又、スターバックスのお店とコーヒーへの愛情が伝わってくる本です。スタバファンにたまらないエピソードが満載で、あちこち小ネタで使いたくなる話しばかりでした。とりわけ、スターバックスが日本に進出するきっかけになったという、角田さんがスターバックス本社宛に書いたラブレターの文章が印象に残りました。(前掲書P241)

あなたの店はたいへんおいしいコーヒーを出しますね。店のセンスはよく、スタッフはビッグスマイルで迎えてくれ、実にいい雰囲気でサービスをしてくれます。僕はたちまちほれ込みました。ただ、コーヒーに比べ、食べ物は改良の余地がありますね。

ところで、スターバックスと似た店が日本にあります。僕らが展開しているアフタヌーンティーというブランドです。ただしコーヒーショップではなくティールームです。スターバックスがマグカップやコーヒー関連グッズを販売しているように、生活雑貨も一緒に売っています。

僕らの日本での経験から言って、スターバックスが日本に進出すればきっと成功すると思います。よければ一緒に日本での事業展開を考えませんか。

ラブレターを出した1週間後にシュルツ氏本人から電話があり、サザビー社との提携によるスターバックス日本進出が決まったとのことでした。

スターバックスの日本1号店が出来た、1996年8月2日のエピソードも印象的でした。そのときの様子を、シュルツ氏はスピーチの十八番のネタとしてしばらく使っていたとのこと。(前掲書P142)

あれはほんとうに暑い日だったよ。
シアトルの夏の2倍は暑い!まさにダブルショットだった・・(笑い)。

僕らはじりじり照りつける太陽のもとでお店のオープンを待っていたんだ。
テープカットをした直後、さっそくひとりの男性客がカウンターに歩いていき、オーダーしたんだ。彼はなんて言ったと思う?

『ダブルトールラテ!』(一同大歓声)

すごくワクワクするエピソードなのですが、ここだけ抜き出しても伝わらないですね。。

コーヒーショップで「カスタマイズ」を注文するのは、それまでの日本の喫茶店文化ではありえなかったこと。日本1号店での「最初の男性客のオーダー」は、スターバックスの日本での成功を象徴する出来事でした。そして実は、その男性客はシュルツ氏本人だったというオチもあり。

ちなみに、私は当時、東京の会社で働く営業マンで、開店数日後の銀座1号店に行ったことがありました。ものすごい行列で、入れませんでした。2号店の御茶ノ水店はわりとすいていて、ときどき通いました。そんな話しも本書に出てきて、懐かしくなりました。

それから、スタバ本といえば、元スターバックスコーヒージャパンCEOの岩田松雄さんによる一連のビジネス書がベストセラーです。私もいくつか読みました。

岩田さんのビジネス自己啓発書はタメになり、勇気づけられる内容です。「岩田松雄オフィシャルサイト」を覗くと、「葉山社長大学」なる開催情報が掲載されていました。「料金:おひとり10万円より要相談」とあり、当面のところ通う予定なさそうです。

本の面白さとしては、『日本スターバックス物語』が断然上と私は思いました。そして、鈴木陸三さんと角田雄二さんの評伝が出版されたらいいな、と思います。そしたら、逗子の話しが沢山出てくることでしょう。本書で「逗子」の文字が出てくるのは、鈴木陸三さんの生い立ちが述べられた一箇所のみでした。ガクッ。

連休の最終日、ハンモックにゆられながら、のんびり読書する至福の時間を過ごしました。すると、近所の子どもたちがやってきて、取り上げられてしまいました。

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ブランコじゃないんだけど。。ま、いっか。
ということで、次に買うコーヒー豆はジャマイカ産にしよう、と。

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