大学院の授業でサーベイフィードバックの体験

経営学研究科「人材開発特論2」の授業で発表当番でした。

テーマは「サーベイフィードバック」。前々回の授業で調査した結果をフィードバックし、その内容をもとに話し合います。

フィッシュボウルの手法を用いて、十数名の参加者全員で対話しました。予想以上に深い話し合いになりました。

それぞれの考えや感じ取り方を伝え合い、意外な見解を聞けたり、遠慮していたとの表明がありつつ、相互理解がかなり深まった場に。

最後に中原淳先生から提案があり、全員が話に座り直して感想を述べ合いました。

そして、「このクラスは組織といえるのか?!」と組織論になって混迷し始めたところで、中原先生から「組織とは何ぞや?の問いは、組織論の永遠のリサーチクエスチョン」のオチがつきました。

今回の対話は貴重な機会となり、良かったとは思うのですが、私の反省点は落とし所を決めないまま始めたこと。中原先生のブログで書かれていた「キーマンと握る」のプロセスをすっ飛ばしていた。

以下、NAKAHARA-LAB.netブログ「調査データを現場にフィードバックしても シャッターバーンにならない方法!? : サーベイフィードバック型組織開発、11のポイント」より引用。

わたしたちがたどり着いた、いくつかのサーベイフィードバックのポイントは下記のとおりです。
これは昨日の大湾先生のところでの講演では、いくつか扱いましたが、すべては扱えなかったのですが、少しずつご紹介していきましょう。

1.キーマンと握る
2.現場ファースト宣言
3.キーマンには最初と最後
4.やさしく、しぼる
5.これまでを讃える
6.淡々と行う
7.持続可能性を問う
8.絶望させない、希望を見せる
9.とっかかりを提供する
10.インターバルで実践をうながす
11.フォローアップで讃える

まずトップバッターは「1.キーマンと握る」です。

「キーマンと握る」とは、文字通り、その現場を動かすトップの方、ないしはトップの方々たちの右腕になる方々とお会いして、目線あわせをするということですね。これは、どの現場に入るときにでも、僕が一番大切にしていることです。

現場のキーマンの皆さんと目標を共有し、「同じ船」にのることができないならば、わたしどもは、これ以降の「サーベイフィードバック」は絶対に行いません。なぜなら、効果が期待できないからです。

今回の授業でサーベイフィードバックを行なった目的は、サーベイフィードバックを体験することでした。フィードバックしてその後どうする?という目的は曖昧でした。一緒に参加した学生がモヤモヤさせていなければよいのだけれど。

今回いろいろと互いに話せたことで、次に又同じ調査をしたらスコアがあがっているのではなかろうかと思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA