伊藤明美『先生が本(おはなし)なんだね』

私が通う大学院の2期先輩、今春に卒業された伊藤明美さんのお話しを聞く機会がありました。お話し、といっても本書にある「おはなし会」ではなくて修論の報告でした。

本書の奥付に記載された伊藤さんのプロフィールは次のとおり。

東京都生まれ、1982年より33年間、浦安市立図書館に司書として勤務。現在も小学校・保育園・学童保育クラブなどでおはなしを語る。朝日新聞「子どもの本棚」書評委員、ブックスタート絵本選定委員などを歴任。(以下、略)

昔話を主とした「おはなし」の魅力と、現場で実践する苦労と歓びが臨場感をもって伝わる本でした。伊藤さんのお人柄が伝わり、おはなし会を体験してみたいと思えました。

本書では、絵本の読み方についての指南がありました。私も父親向け講座で、パパならではのバカバカしい絵本を読むことがあります。私の読み聞かせは無手勝手流なので、きっと伊藤さんに叱られることでしょう。

付録で紹介された「おすすめ昔絵本と昔話集」が秀逸です。昔話は鬼や悪者退治が多く、パパにオススメと思います。

最後に、本のタイトルになったエピソードが素敵でしたので転記します。

シュウ君はわたしにいいに来ました。
「いとうあけみ先生に、本はいらないんだね。あけみ先生が本なんだね」
わたしはびっくりして、うれしくて、シュウ君を抱きしめたくなりました。

読み終えた本をプレゼントするのが趣味です。

誰にプレゼントしようかと思ったなかで、本書を活用してくれそうなパパ友の池田さんに差し上げました。横浜市港南区の子育て支援拠点施設「はっち」で職員をされているナイスパパです。

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