小崎師匠の最新刊『お母さんのための「くじけない」男の子の育て方』を読みました。
男の子育児書シリーズは9冊目でしょうか?
毎回購入して読んでいますが、今回も一段と切れ味のいい文章。新たな切り口とネタが豊富で、師匠の腕っぷりが伝わる本です。凄い!
本作の大きなテーマの一つが「息子の自立に向けて」でした。
ちょうど、来週に私が地域支援をテーマに行うワークショップで、「依存から自立へ」のスライドを用意していました。
本書の次の文章に、新たな気づきを得ました。
自立の基本は一体なんだと思いますか? 簡単に言うと自立とは、親元から巣立ち自分の力で生きていくことです。
(中略)
そのときに必要な能力が「依存する力」です。ちょっと意外でしょう。これまでの自立観というのは「他の人に頼らない、たった一人で強く生きていく姿」などと、解釈されていました。しかし複雑化していく現代において「我が道を行く」という生き方は難しく、また許されなくなっています。
そうなるとどのようにして、人と一緒に生きていけばよいのかが問題になります。その時に発揮されるのが「人に委ねてしまう力」、まさに「依存」です。
(中略)
孤独な強い自立観から、仲間と豊かな生き方をする自立観への変換を、親がしなくてはいけないタイミングなのでしょう。息子たちをしっかり甘えさせて、基本的な信頼感を十分に育てましょう。それが自立への第一歩です。
師匠、いつもながら、ええこと言いますなぁ。異存なし!
凄いといえば、2013年発刊の『新しいパパの教科書』が10刷になりました。今も売れ続けている父親育児書の定番となりました。
敏腕編集長の指揮のもと、多数の執筆者・関係者が魂こめた作品です。いま読み返しても、内容が古びておりません。
ところで、ネットで面白い記事を読みました。
◇ITmedia「出版不況なのに、『コロコロコミック』が80万部も売れているヒミツ」
記事を読んでいただければと思いますが、ヒットの秘密は
うんこ・ちんちん原理主義
コロコロコミックの読者ターゲットである小学4〜6年の男子は「うんこ」と「ちんちん」が大好き!
たしかに、思い起こせば私も小学生の頃、うんこの落書きをノートにひたすら書いていました。
・・・私が主に書いていたのは、Dr.スランプあられちゃんバージョン。
小崎先生も、ちんちん・うんちを連呼しておりました。最新トレンドを品よく押さえており、流石!
『新しいパパの教科書』では、ココまで振り切る勇気がありませんでした。
うんこ、といえば、うんこドリルが流行っていますね。
大船駅ナカの書店でワゴンに積まれていました。・・同じワゴンに以前、師匠の本が積まれていた記憶が。
わが家のクールビューティな娘たちも、うんこ好きかしら?
ちょっと気になり、長女に尋ねてみました。
そしたら、私が知らないうちに、家にドリルがありました。
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