とあるプロジェクトの審査員に任命いただき、tvk神奈川の大会議室でメンバー顔合わせ&詳細の説明会に参加しました。
その名も「ウェルカムベビープロジェクト」。戸塚のママたちが経営する「こまちカフェ」とヤマト運輸が出会って始まった素敵なプロジェクトなのです。
ウェルカムベビー?一体、何をするの??と思った方、多いと思います。
何をするのかを一言でいうと、、
ウェルカムベビープロジェクトは こんな感動と共感を あらゆる まちと人とともに
これで分かった人がいたら、すごいのですが。。
説明会の冒頭、こまちぷらす森祐美子さんがお得意の感動ムービーで、シンガポール在住のママが体験したエピソードを教えてくれました。 「いつも与えてくれるママ、ありがとう。」と他のWebサイトで取り上げられ、日本中のママたちの中で話題になったそうです。
シンガポールのカフェでは授乳中のママにコーヒー無料サービスのサプライズがあったわけですが、北欧のフィンランドでは社会保障制度として、妊婦さんに国から育児パッケージの贈り物があるそうです。
上の写真は、日経DUAL「フィンランド政府の出産祝い 衣類やオムツ全員に」からの転載です。フィンランドでは、赤ちゃんに贈り物を届けることで出産育児を歓迎し、応援する姿勢を伝えています。こうした仕組みが、安心して子育てしやすい文化を形成しているのでしょう。グーグル検索すると、フィンランドの育児パッケージについて紹介された記事がいくつも出てきました。
★spotlight「日本にも導入を!フィンランドの妊婦が無料でもらっている”箱”の中身に驚き!」
★キナリノ「赤ちゃんへの一番最初のプレゼント。フィンランドの「マタニティパッケージ」がすごい!」
「このフィンランドの仕組みを戸塚でもやりたいんです!」
そんな相談を森さんから頂いたのは、何ヶ月前だったでしょうか。
たしかに、フィンランドみたいに出来たら凄いです。赤ちゃん歓迎どころか、「子どもを産んですいません」の感覚を母親にもたせてしまう日本社会の空気を変えられる、画期的な事業になると思いました。
しかし、これを実現するためには、商品の確保や配送手段、広報周知で様々な工夫と労力が必要です。何より資金面で限りなく困難が生じることが予想されました。(正直にいえば)私は最初、いやーどうなんだろう?!と、森さんの提案を聞いていたのでした。
でも、さすが。こまちぷらす皆さんのエネルギーは凄いですね。パートナーのヤマト運輸さんと知恵を出し合って、数々の困難を乗り越えて、実現への道をつけてしまいました。昨日のFacebookで森さんが心情を吐露されていました。
いやあ、ここまでくるのが
本当に長かった・・・
輸送、梱包、倉庫、申し込み方法、、、
これはできる、これはできない、いやできる、いやできない、
を繰り返してきました。
でも、「できる」に賭けつづけていると
実現が近づくものですね。
ウェルカムベビープロジェクトの特設サイトが開設されています。ご興味のある方、「いいね!」をください。
★Facebookページ「ウェルカムベビープロジェクト」
こまちぷらす皆さんの情熱と、ヤマト運輸さんのあらゆるリソースとノウハウがあります。審査員の玉川大学の大豆生田先生、びーのびーの 奥山千鶴子さん、横浜市大 三輪先生と頼もしいサポーターがいます。その他、このプロジェクトに関わる方々皆さんと共に育てていきますね。来年2月に公開審査会もしますので、乞うご期待!
*こまちぷらす森さんは去年12月に逗子市の市民活動のススメ講座「戸塚のママたちが始めたカフェで起きている奇跡と軌跡」で登壇いただき、大好評でした!
*「産んでしまってすみません」は、『「居場所」のない男、「時間」がない女』をご参照。
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