普段は逗子でまったり過ごしているのですが、ちょっと予定を詰めすぎました。久しぶりに分刻みの移動スケジュール。
午前は市役所出勤で、お昼に池子のカフェで先輩ママと作戦会議。午後は市民活動団体の会合に顔を出した後、電車に飛び乗って本郷台の神奈川県職員キャリア開発支援センターへ。
県職員の新任管理職研修。タイトルは「ワークライフバランスを意識した組織マネジメント」、中身はイクボスです。「かながわイクボス動画」の視聴確認をしたら、半分以上が見ていました。さすが!
このブログでも度々レポートしていますが、イクボス研修の依頼が急増しています。
実は、正直にいえば、イクボス研修の講師をするのに躊躇がありました。一年前は引き受けませんでした。その理由は、かつての私があまりいい上司でなかった反省があります。イクボスを語っている自分自身に説得力がなかったからです。
しかし、イクボスの実践事例が豊富になり、私も話せるようになりました。又、イクボスを語るときに、自分のポジションをどこに置けばよいか分かったのが大きいです。そして何より、イクボス研修の場数を踏んだおかげで、躊躇がなくなりました。
自治体と組合向けの研修はとくに自信あります。でも、正直にいえば、企業向けイクボス研修の講師はまだ苦手意識あるかも。とりわけ経営層を対象にした講演は、私にはハードルが高い。
トップ向けイクボス講演は、FJ代表の安藤さん or 川島さんに是非。今週号の『週刊エコノミスト』に、安藤さんロングインタビューが4ページ掲載。読み応えあります。
新任管理職研修を予定時刻3分前に終えました。私の前の講師が10分オーバーしていたので、拍手喝さい。駅までダッシュし、湘南新宿ラインで池袋へ。木曜は大学院の日。大学構内で道に迷って3分遅刻しましたが、無事に教室へたどり着きました。
萩原なつこ先生「社会組織とワークライフバランス」。先週は出張と重なって泣く泣く欠席で、今回が私の初授業。初回のオリエンテーション、萩原先生の語りを聞きたかったなぁ。
授業では、「WORK」「LIFE」のテーマでワールドカフェが行われました。
自分がファシリテーターをするときはワールドカフェを好んで行います。初対面同士の関係構築を目的においたワークショップで最適な手法と思います。
しかしながら、正直にいえば、ワールドカフェに参加するのは苦手でした。たぶんそれは、私のワールドカフェに対する基準が高いせいです。
対話を深めるためにも研ぎ澄まされた問いと環境づくりが大事と捉えています。そのなかで、自分が参加したワールドカフェで何度か面白くなかった体験をして、参加者側になることに苦手意識ができました。
私が一番嫌いなワールドカフェのパターンは、正解がありそうな問いを出されたせいで本音が出せず、正解探しのあるべき論の応酬になること。それから、ファシリテーターが自己開示しないために参加者も構えてしまい、対話が深まらないパターン。
でも今回の授業は、そうした嫌パターンはなく、気分よく対話できました。萩原先生のポップなファシリ進行のおかげです。ときおり懐メロが入るワールドカフェは初体験でした。
私は「LIFE」のテーマでグループを渡りました。新たな発見がありました。とりわけ、留学生との対話を通して異なる視点を知りました。
私の気づきを一言でいえば、
’LIFE’ は ’LIVE’ の連続体
LIVEが微分で、LIFEが積分。その間を解き明かす方程式が LOVE になるかと。
「ビブンのことはジブンで」と高校の数学の先生が言ってたなぁ。どうでもいい話ですが。
今回のワールドカフェで「LIFE」の全体構造が見えた気がしました。来週の授業で発表の出番をいただいたので、レポートまとめたいと思います。
ところで、
ワールドカフェの合間に、萩原先生がロックな叫びをしていました。
この授業で、ワークライフバランスの新しい概念をつくるのだ!
その叫び、乗ります。なんか、ワクワクする授業になりそうだ。来週の発表は、ロックなアンサーソングを用意しなければ。
授業が終わるや、池袋駅へダッシュ。地下鉄で東京駅に向かい、新幹線に乗りこんで、深夜の大阪へ。
ホテルの朝食ブッフェで、たこ焼きがでるのが大阪らしい。
心斎橋のホテル日航大阪で、組合向けイクボス研修。250名の参加者がいました。
大広間で90分間の講義。みなさんの頷きが大きく、「説得力があり、腑に落ちまくりでした」と感想をいただきました。何より、時間ピッタリで終えることができたのが、気分よかったです。
講演は午前で終了でしたので、帰京するまで時間がありました。せっかくなので某テーマパークに寄りました。ミニオンパークのオープン日と重なりました。
スヌーピーやウッドペッカー、エルモに妖怪ウォッチなど色々なキャラクターが園内にいましたが、一番目立っていたのはロケに来ていた草刈正雄さんでした(写真なし)。
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