第1回逗子働き方会議に参加して、公務員病が治っていない自分に気づく

逗子駅前で面白そうなイベントが開催されました。

第一回 逗子働き方会議
(上記の画像はFacebookイベントページより転載)

「逗子」と「働き方」は私のテーマです。これは加わらないわけにはいけない。

イベントの主催者は、逗子でシェアオフィスを営む「コワーキングスペースkitchen」「Doer」「◯◯◯バー」です。

かくいう私も、去年の秋から kitchenに入居しております。

主催者メンバーのプレゼンがあり、参加者とワークがありました。自己紹介タイムもあり、いろいろな人のお話しを伺いました。イベントの趣旨からして、起業している人 or 起業を準備中の人が沢山いたことは納得です。

そこで驚いたのは、この3ヶ月から半年ほどで逗子に引っ越された方が多かったことです。20代30代の若いパワーを感じたとともに、逗子で世代交代が始まると予感しました。

トピックとして、逗子葉山ベンチャー協会を立ち上げるとのプレゼンがありました。今後の動きをウォッチしたいと思います。


以下、余談です。

20代30代の方々のビジネスプレゼンテーションは、大変に素晴らしかったです。ビジネスセンスと実力が伝わり、短時間でポイントを押さえた訴求力はスキルの高さを存分に感じさせました。

そして、これはあくまで個人的な問題なのですが、プレゼンが私の心に刺さらなかったのです。数年前ならビビビッときたはずなのに、どうしたことか。

なぜ、私に刺さらなかったのだろう?

思い当たったのは、私が「公務員病」に罹り、治っていないこと。

公務員病はいくつかあります。一つ目はビジネスセンスが身につきづらい

公務員はビジネスの行動原理とは異なる動き方をするのが通常です。もちろん公務員であってもビジネスセンスがあるにこしたことはありませんが、ビジネス的な嗅覚が働く人はめったにいません。

その原因として、公務員は営利を目的に仕事しないことがあげられますが、人事評価の仕方も大きいです。公務員は、一般企業のように売上・利益では評価されません。営業系の民間企業から公務員に転職する人がいたら、最も戸惑うのは評価のされ方ではないかと思います。

私自身は新卒入社で営業職に就いて以来、転職を繰り返しながら20年以上のキャリアで常に数字を追いかける仕事をしてきました。10年前に起業してからも切った張ったの世界で生きてきました。

役所で働き始めると、非常勤特別職のポジションが特殊だったせいもありますが、自分の仕事を客観的に評価するのが難いと感じることがたびたびありました。

そうこうして、4年間の公務員業で地域にどっぷり浸かっているうちに、売上や利益などの感覚に鈍感になっていました。自分にビジネスセンスが失われていると知り、軽くショックでした。

もう一つの私が罹っている公務員病は、動きだしが遅くなったこと。

ご存知のとおり、役所は意思決定が遅いのが特徴です。何をするにも時間がかかります。動きが遅いのは何も職員が鈍いからではなく、公務員が好き勝手なことをしないように法令で縛りをかけている事情があります。

役所の動きが遅い別な理由として、物事を始める前にリスクと制約条件が気になる習性があります。いざ始めた後に役所の責任を問われる事態になることを恐れます。リスクヘッジをまず考える性癖は、過去に痛い目にあった経験の蓄積から形成されます。

できない理由から考え、できない事情から説明するのが公務員病の症状です。要は「説明」という名の言い訳を始めるわけです。

公務員しながら、行政は「いいね!」では動けない、と感じた場面がしばしばありました。私のウリはフットワークの軽さとネットワークの広さだったのですが。

働き方会議のビジネスプレゼンテーションでは、いいね!で思いついたプランをとりあえず実行して検証したい、という話しがありました。PDCAを短期間でくるくる回しながら精度を高めるのは、ビジネスの基本といえます。

彼らの動きの速さが羨ましい。と、他人事のように感じている自分がいました。公務員を3月で卒業したというのに未だ公務員病が抜けておらず、自分がビジネスをする側で聞けていないと感じました。

とはいえ、わずか4年間の公務員生活で自分の性格が変わったわけでもなく、以上述べたことは言い訳でした。(←この言い訳も公務員病?!)

ともあれ、自分がビジネスの側にいなくなったかもと気づいてショックではありましたが、自分自身の活動領域が次のステージに軸足が移った証拠でもあり。

ビジネスと公務員の経験を結合した新しい世界をつくることでイノベーションすればよいのかなと。・・大学院の授業で学んだばかりのシュンペーター創造的破壊に通じるものがあります。

公務員病は他にもあります。

  • 縦割り主義・・自分の部署の担当ではない話題になると関心が薄れる
  • チャレンジしない・・元々が安定志向で役所に就職したわけですから

説明すると長くなるのでまた次の機会に。

 

 

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