3月31日の年度末日に、逗子市役所でワークショップを行います。
告知のエントリーを沢山の方に読んでくださり、千を超えるアクセス数がありました。ご関心をもっていただけて、有難い気持ちです。
(→ブログ「331ワークショップ「逗子の市民力を語る集い」の参加者を募集!」)
ただ、参加者数は伸び悩んでおります。
定員100名のところ、只今の申込者数は10名と少し。
年度末の休日で、午後半日と長時間。
テーマが重くて、かつ漠然としり、何をする場なのかわかりづらい。
集客が渋いのは、予想した展開ではありました。
そこで、実行委員会を招集してメンバーと協議し、軌道修正することにしました。
- 終了時刻を16時半に
- 申込の目標を40名に(定員は100名のまま)
- 当初謳っていた「歴史を学ぶ」を割愛
- 未来志向で逗子を語り合うことを中心に
進め方も変更しました。
当初のプランは分科会になったらパーティションを仕切って行う予定でした。
しかし、分科会に分けるほどの人数が集まるわけではないため、部屋全体でグループに分かれて話し合うことにしました。
会場設営の手間を省いた分だけ終了時刻を前倒し、予定より30分早く終えることにしました。
また、反応が薄いのは、先に作ったチラシが訴求力に欠けていたと反省。
キーワードを散りばめ、ワークショップの扱うテーマがイメージできる工夫をしました。
実のところ、このワークショップの集客が今ひとつになっている最大の原因は、私の気が弱っていることにあります。
先日のブログで吐露したのですが、行政の立場から「逗子の市民力」を考えたときに、個人的に「???」となってしまうところがありました。どうにも気持ちが乗ってこない。
ただ、この数日、少し心境の変化がありました。
昨日、とある市民団体が設定した、行政担当部署との会合に同席しました。休止となった事業に対するクレームを物申しいれる場と思いきや、参加された方々から意外なほど意欲的な発言が相次ぎ、後ろ向きではない話し合いになりました。
他にも、自治基本条例検討ワークショップ「逗子の未来協議会」が先週日曜に最終回を迎えた際、終了時に参加者から有志グループを募る提案がありました。「逗子の市民力」を垣間見た思いがしました。
自治基本条例検討ワークショップのアドバイザーである松下啓一先生が、ご自身のブログで興味深い考察をされています。
以下、「松下啓一 自治・政策・まちづくり」より一部を転載します。
出発点は、逗子らしさである。それがきちんと認識され、議論されているか。
私は、逗子らしさとは、「人」だと考えている。逗子らしさというと、環境や文化などが上がるが、そのおおもとにあるのは、やはり人である。
たとえば環境を大事だと考える人、そのために行動する人がいる。その人たちの思い、自主独立の気概、多様性、協力や連携、責任と信頼など、この「人」に着目する。
この逗子らしさから、いくつもの大事な点が見えてくる。
逗子らしい公共性・公益性 国の水準とは違う逗子独自の公共性があるはずである。
逗子らしい公共性を維持するためには、市民の行動や行政、議会の役割も明確になってくる。
民の力を後押しするという理念。私の言葉でいえば、行政による公共性と市民による公共性で、双輪型の公共である。
行政による公共性と、市民による公共性。私が、今回のワークショップで焦点を当てたいと思ったのは、まさにこのことでした。
「逗子らしさ」とは何か。このテーマは、これまでも幾度となくワークショップで扱いました。今回あらためて、逗子らしさを「人」に着目した形で、語り合えたらと思います。
実行委員会では、「7億円の財源不足!?」の強いワードで危機感に訴える方法も提案されました。でも、私としては危機感を煽るより、未来志向で投げかけたい。
前向きな想いをもつメンバーとともに、ワクワクする場にできればと願っています。331ワークショップ、ご都合とご興味の合う方、ぜひお越しください。
目標は40名!
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-3845678135845906" crossorigin="anonymous"></script> <ins class="adsbygoogle" style="display:block; text-align:center;" data-ad-layout="in-article" data-ad-format="fluid" data-ad-client="ca-pub-3845678135845906" data-ad-slot="6712722746"></ins> <script> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); </script>
お申し込みはFacebookイベントから
https://www.facebook.com/events/2046023949006846/
331ワークショップ「逗子の市民力を語る集い」
日時:2018年3月31日(土)13〜17時 会場:逗子市役所5階会議室 定員:100名(目標40名) <プログラム>
13:00
・ワークショップの狙い、逗子の市民協働はどうなる?!(東浩司)
・キーノートスピーチ「逗子の市民力」(長坂寿久)
・平井市長とのパネルトーク
14:00 休憩14:10 分科会
・関心の高いテーマごとに分かれてグループの話し合いを実施
15:20 休憩15:30 メインシンポジウム「逗子における協働の未来」
・各分科会より発表
・全体で意見交換
16:30 終了
(全体のファシリテーター:木下理仁)主催:「逗子の市民力を語る集い」実行委員会(長坂・木下・東)
共催:逗子市市民協働課
コメントを残す