2016年4月15日、逗子文化プラザさざなみホールにて市制記念日のセレモニーが催され、フェアトレードタウンに向けた表明がなされました。これを受けて認定機関に申請・審査が行われ、逗子市が熊本市・名古屋市に次いで国内で三番目、関東初のフェアトレードタウンに認定される運びです。
平井市長が自ら推敲された「逗子市フェアトレードタウン宣言」の文章はこちら。
逗子市フェアトレードタウン宣言
逗子市は、都市宣言である「青い海と みどり豊かな 平和都市」という、いつまでも変わることのない理想像に基づいて、まちづくりを進めています。
平成27年度から24年間のまちづくりの指針を示した逗子市総合計画では、政策の柱の一つである「新しい地域の姿を示す市民主権のまち」において、地域社会、さらには世界の一員として主体的に行動する市民主権のまちをつくることを謳っています。
そして、その中で、「世界とつながり、平和に貢献するまち」を掲げ、「逗子から世界に向けて、世界の恒久平和や調和ある発展についてメッセージを発し、貢献するまちをめざします」と表明しています。
フェアトレードは、適正な価格で取引することを通じて、開発途上国の農家や小規模生産者、女性など、立場の弱い人々の自立を支援する国際協力であり、それは同時に、人権の尊重に資する平和活動でもあります。
逗子市は、このフェアトレードの理念に共鳴し、市民や事業者とともに、その普及を通じて、世界の平和と発展に貢献するため、フェアトレードタウンをめざすことを、ここに宣言します。
2016年4月15日
逗子市長 平井竜一
フェアトレードとは市長の宣言文にあるとおり、「適正な価格で取引することを通じて、開発途上国の農家や小規模生産者、女性など、立場の弱い人々の自立を支援する国際協力であり、それは同時に、人権の尊重に資する平和活動」です。
身近な買い物を通じて出来る国際協力であり、平和活動にも資するフェアトレード。識見の高い方が多く住む逗子にふさわしい取り組みと感じます。
ちなみに、全国調査で逗子のフェアトレード認知率は39.8%と最高水準!(一般社団法人フェアトレードタウン・ジャパン調査より)
逗子のフェアトレード活動をリードするのは、「逗子フェアトレードタウンの会」。2011年5月にフェアトレード勉強会を開始後、フォーラムや映画会などイベント開催、関係各所へのフェアトレード啓発で獅子奮迅の活躍をされています。
本日のセレモニーでも、事務局長の磯野昌子さんがこれまでの活動についてプレゼンテーションされました。
私は残念ながら、都内で行う講演の時間が被って会場に駆けつけることができなかったのですが、宣伝チラシを作って後援サポートしました。
逗子広報のイメージキャラクター、シズオくんフェアトレード・カードも作りましたのよ。
そして、フェアトレードタウンの認定がまだ決まったわけではないのですが、
7月16日(土)の午後・夜、フェアトレードイベントの予定を組みました。
ちょうど亀岡八幡宮の例祭の日と重なって逗子の駅前は大変な賑わいで、イベントも大いに盛り上がることでしょう。記念パーティが、残念パーティになりませんように!
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