ファザーリング・ジャパン設立12周年記念フォーラム

ファザーリング・ジャパン設立12周年記念フォーラムを開催しました。

基調講演で小崎恭弘さん(FJ顧問、大阪教育大学准教授)が語る「ポストイクメン」が圧巻でした。父親育児研究の最前線を聞けただけでも、来た甲斐がありました。

ライブ動画が配信されていました(撮影者はFJ代表の安藤さん)。ご興味のある方はぜひご視聴を。

FJ「調査研究部」、林田香織さんと塚越学さんの両部長による『子育て世代の100年ライフに関する意識調査』も興味深い。調査結果が当日公表されましたので、後でじっくり読んで改めてレポートしたいと思います。(→「FJサイトの告知」「結果概要」)

第3部はFJ理事のメンバーが並んでのパネルディスカッション。私も登壇者の一人で入りました。

一昨年に表参道で200名超を集めた「FJ10周年記念フォーラム」を行なったとき、私は裏方でした。

その事情を自分にマイクが回っていたときに話したのですが、この3月まで四年間は逗子の活動に注力していたため、FJのプロジェクトを担っていませんでした。10周年のときは語るべき内容がなく、今回晴れてファザーリングの表舞台に戻った心境です。

父親の育児に関する様々な話題で意見交換しました。それぞれ刺激のある情報や見方がありました。塚越さんから発せられた「呪い」がキーワードとして浮かびあがったのが印象的でした。

私自身は、小崎師匠が今後のFJを表した「市民としての父親」を受けて、パパたちの地域活動=イキメンについて話しました。

地域活動にどっぷり浸かって分かったのは、地域はシニアとママたちのコミュニティで出来上がっていて、子育て世代の男性が薄い。とくに男の子のロールモデルとなるためにも、パパたちは地元で他の家の男の子に意識して関わるといい。

夜は恒例の飲み会。12歳の少年に戻った気分で談笑しました。

私のテーブルの話題は、もっぱらPTAでした。FJも12年たって各々の家庭で子どもが大きくなり、オムツ替えの話題などが出ることはもうありません。

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