FJ★緊急フォーラム「どうなる議員の育休」を1月18日に開催!

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別に内緒にしていたわけではないのですが、世間的には初めて明かします。ファザーリング・ジャパンのメルマガ作業を担当しております。隔週金曜(第二・四週)、約8千人に配信しています。

昨日も発行日。イクボスやイベント情報など盛り沢山なメールマガジンです。ご興味のある方、登録してみてくださいね。
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昨日のメルマガで、『どうなる?議員の育休〜永田町が変われば、日本の子育て・WLBが変わる』の告知をしました。こちらのブログにも転載します。


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[2] FJ★緊急フォーラム『どうなる?議員の育休』(1月18日)
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年末のメルマガでご案内しましたが、FJ緊急フォーラムを開催します!
残席、若干あります。取材依頼も多数。お申し込みはお早めに!!
http://www.kokuchpro.com/event/901d4696c288eab9c0c6740866e60f21/

宮崎謙介衆議院議員の育休宣言を契機に様々な議論が沸騰しています。

☆朝日新聞デジタル(1月6日)
「『議員の評判落とす』 育休意向の自民議員に幹部が注意」
http://www.asahi.com/articles/ASJ165CMPJ16UTFK00S.html

☆Huffington Post(1月5日)
「宮崎謙介議員の育休宣言、安部首相が激励「それでこそ政治家だ」
http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/04/kensuke-miyazaki-ikukyu_n_8914338.html

☆宮崎議員の昨日ブログ「戦うべきは少子化なんですが、、」もご覧ください。
http://ameblo.jp/miyazaki-kensuke/entry-12114658769.html

本フォーラムは、国会議員の育休取得是非だけを議論するつもりはありません。

その先にあるもの。議員でも会社員でも育休取りたい男性が取れることで、
働き方改革、女性活躍、少子化対策、次世代育成などに対する社会的効果や
産後ママのケア、マタハラ・パタハラ防止、非正規の育休取得、イクボス、等々
これからの課題についても含め前向きな議論にしたいと考えます。

多様なパネラーと、さまざまな角度から議論を通して展望を見出します。
今後の日本社会のあり方を見据えたい方、ぜひご参集ください。

FJ★緊急フォーラム『どうなる?議員の育休〜永田町が変われば、
日本の子育て・WLBが変わる』
-日時:2016年1月18日(月)18:30〜20:40(開場18:20)
-会場:ベルサール東京日本橋 会議室Room D+E
http://www.bellesalle.co.jp/room/bs_nihonbashi/price/room_de_1.html

-参加費:無料
-先着200名(※託児はありません)
【申込方法】 下記URLに必要事項を入力し、送信ください。
http://www.kokuchpro.com/event/901d4696c288eab9c0c6740866e60f21/

★パネラー:宮崎 謙介(衆議院議員)、成澤 廣修(文京区長)、
青野 慶久(サイボウズ 代表取締役)、駒崎 弘樹(フローレンス 代表)
小酒部 さやか(マタハラnet 代表)、佐藤 士文 (全日本育児普及協会代表
/パタハラ対策プロジェクト共同代表)、棒田 明子(孫育てニッポン代表
/3→3産後プロジェクト発起人)、治部れんげ(経済ジャーナリスト)、
浜田敬子(AERA編集長)、武石恵美子(法政大学 キャリアデザイン学部教授)
川島高之(FJ理事/元祖イクボス・大手商社系企業社長)

★モデレーター:塚越 学(FJ理事/さんきゅーパパプロジェクトリーダー)
安藤 哲也(ファザーリングジャパン代表)


 

宮崎けんすけ議員の育休宣言のニュース、私は注目しています。宮崎議員の勇気ある行動にエールを送りたいです。

私はワークライフバランス研修で、「日本でワークライフバランスが酷い業界ワースト3は、①テレビ局(民放キー局)、②新聞社、③永田町(政治家・官僚)」と伝えることがあります(あくまで個人的な感想として)。

日本で男女共同参画がなかなか進まない根本に、権力を有し、世論形成に影響力が大きい集団がマッチョな男性で占められていることに原因があると考えます。

朝日新聞社が先日イクボス宣言をして大手メディアの変化は感じられるのですが、今回のニュースで議員先生の反応を知ると、永田町は相変わらずだ。。と暗澹たる気持ちになります。(下の画像はHuffington postより転載
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育児なし男性の本音が露わに出ていて、ある意味、清々しいほどです。個人の価値観に意見するつもりはないのですが、こんな考え方をもつ議員先生方が有効な少子化対策を打ち出せるとは思えない。

数年前、元少子化担当大臣の小渕優子さんにファザーリング・スクールにご登壇いただいたことがあり、素敵なお話しが披露されました。(下はALL Aboutの記事より転載

閣僚で妊婦になったのは、私が初めてでした。国会議員で子どもを産んだ女性は今までで5人。橋本聖子さんが最初でした。議会を休むときには書類の提出が必要なのですが、橋本さんが書類を書いた時には「出産のため」という欄がなかったそうです。事務局と相談して「突発的な事故」と書いて出すことになったそう(笑)。

それが10年ほど前の話しです。その後、書類が改訂され、「出産のため」という欄が足されました。橋本さんが前例を作ったということです。

文京区の成澤区長が育休取得したときも賛否両論の議論が湧きました。その後、イクメン首長が続々と現れました。今回も宮崎議員の前例が吉と出て、あとに続く方が現れてくれたら(=子育て世代の議員が増えてたら)と願うところです。

また、蛇足ですが、今回のニュースの反対意見で「国会議員の自覚がない!」「税金を使った有給なんてふざけるな!」といったのを眺めていると、政治ないしは政治家に対する不信感が市民感情の根っこにあるのだな、と感じます。

たまたま読んでいた本で、こんなセリフが出てきました。そうなんだろうな、と思うところあります。

政治は公共事業だとか、改革だとか、いろいろ言うけど、そうじゃない。僕らそのものだと思うんだ。僕らの生活が政治そのもので、僕らが動くことが政治なんだって、そんな風に思うんだよね

1月18日のFJ緊急フォーラムは、きっとそうした手応えが得られる場になると思います。政治不信から脱却したいと願う方、どうぞお越しください。あ、私は当日、ビデオ撮影係で会場におりますので。

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