「一番面白かったです!」の絶賛とダメ出しの伊勢原市ブルース

11月22日、いい夫婦の日の夜は、伊勢原市役所で講師出番。

18時から二時間の公開講座で、テーマは「イクボス」「働き方改革」。定員30名のところ、24名の申し込みがありました。

まずまずの盛況、と言いたいところですが、参加者の大半は市職員。もちろん、みなさん業務外の自主参加です。

それはそれで、職員の方々にも聞いていただきたい話しでしたので、ウェルカムでした。

用意したスライドは事業者の管理職向けでしたが、自治体の一般職員研修で話す内容に置き換えてレクチャーしました。

又、講座の主催が子ども部子ども育成課で、市内保育園と幼稚園の園長先生がいらしたので、子育てネタをふんだんに散りばめました。

夜の開催であり、脳が上手く働かない時間帯です。脳は起床後13〜15時間後に眠くなるようにセットされます。

私は朝6時起床で、13時間後は19時。言葉がスムーズに出てこなくて、脳が機能低下していると実感。

脳が少しでも活性化するよう、グループワークを多めにしました。みなさん、楽しそうに話し合われていました。

今回も「ワークライフバランス寄せ鍋ワーク」が好評でした。

ちなみに、私のサンプル鍋に「地域活動」を最近加えました。その分だけ「子育て」の具が小さくなりました。

質疑応答の時間を設ける予定でしたが、二時間めいっぱい使い、終了時刻ぴったりでしめくくりました。今夜も講師のタイムマネジメントはバッチリです。

最後に次のメッセージを贈り、締めくくりました。

本日は「いい夫婦の日」、明日は「勤労感謝の日」。
家族に感謝し、よく働いている自分にも感謝する。
明日は「自分ほめの日」にしましょう!

講座が終わった後、「これまで受けた研修で一番面白かったです!」と感想を伝えに来てくれた職員の方がいました。子ども部の担当者と上長も大喜びされていました。よかった、よかった。

一方で、あまり良くなかったこともありました。

東京から、来年に私を講師で講演会を検討されている企業の方が、下見のために伊勢原までわざわざ来てくれてました。そして、講座の間、そのクライアントが今ひとつ入りきれていない様子に見えて、気にはなっていたのです。

講座後に評価を確認すると、やはりイメージが違った様子。参加型の進め方は考えていないとのことで、ダメだしがありました。言葉を選んでフィードバックいただきましたが、要は「不適格」の判定で。

私からも「講演のみをお望みであれば、私ではない方がいいと思います」「実際に見ていただけたおかげで判断いただけたので、来てくださった甲斐がありました」とお伝えしました。本番の講演会で食い違ったら悲劇でした。早めに気がついていただけて助かりました。

大絶賛ダメ出しを同時にいただいた講座でした。

だから講師業は奥深い、というか、
まだまだ修行が必要です。

私の進め方もよくなかった、と反省があります。

今回は受講者の大半が市職員と子育て支援者でしたので、企業向けの話しはほとんどしませんでした。企業の立場で参加された方からすれば「イメージと違う」となるのはもっともなことでした。

又、一方的な講演を私は得意としていません。講演オンリーを希望されるのであれば、私は適していないと自認します。致し方ありません。辞任いたします。

「人は簡単に変われない」と講釈している私自身、頭では分かっているのに変われないでいることがよくあります。ご期待に応えることができず、誠に恐縮でした。

またいつか、「ワーク主体で楽しい研修をしたい!」といったニーズが出てきました折は、是非ともお声かけくだされば幸いに存じます。参加型でワクワクする研修でしたら、得意分野でございます。何卒よろしくお願い申し上げます。

あと、指摘はなかったけれど、ダメだしを受けた理由の心当たりに、服装がありました。

スーツは着ていたものの、今日のお昼に鎌倉のパタゴニアで買ったセーターを着用し、ノーネクタイでラフな格好で講演しました。それが、国内最大規模企業であるクライアントの風土と性にあわなかったのかもしれません。

私はネクタイすることがめったにありません。
マナー研修とお葬式のときくらいか。

この点においても仕方がありません。
帰りの電車は気分転換。

人身事故で足止めをくったのも幸い。
ユニクロでおしゃれする本を読みました。

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