「(仮称)自治基本条例検討ワークショップ」の第一回。市民100人ワークショップを開催しました

 

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逗子市で「(仮称)自治基本条例検討ワークショップ」が始まりました。今日が第一回で、今年度は月一回、計8回のワークショップを行う予定です。来年度も実施の長丁場です。(下表は逗子市HPより転載

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無作為抽出で2000人に参加案内を郵送し、公募でも募ったところ、予想を超える100名以上のエントリーがありました。夏真っ盛りの休日の貴重な時間に、こうして沢山の参加が集まるところにも、逗子市民の意識の高さが伺えます。シニア世代だけでなく、20代30代といった若い方の姿も目立ちました。

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先月に行った「自治基本条例キックオフまちづくりトーク」に引き続き、私は司会と各回のワークデザインを担当しています。

今回は、お互いの関係構築と期待感を高めることを狙いに、ワールドカフェを行いました。大勢の参加者が対話し、交流できるセッションとしてワールドカフェは最適と思います。

市民協働推進員の職員が各グループに入り、進行役になっていただけたおかげで意見が活発に出ました。それぞれのグループで大いに盛り上がっていました。

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ワールドカフェの問いは「逗子でこういう風に暮らしたい」。多種多様な声があり、皆さんが本当に色々なことを考え、感じながら暮らしていることが伝わってきました。

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ワークショップの結果は毎回、逗子市のホームページに掲載することになっており、ニュースレター的なものを作成して周知広報にも努める予定です。そちらが出来次第、又ご案内できればと思いました。

次回に向けて、ワークショップの愛称(ネーミング)を考える宿題も出ました。どんなのが出てくるか、楽しみです。


 

余談です。

逗子市に限った話ではないですが、行政と市民が意見交換をする場で、声の大きな人が延々と演説する場面を目にすることがあります。話しの中身はときに痛烈な批判となり、内容に対して担当が説明しても問答無用で切り捨てることもあり。

不平不満を持つのは問題意識が高いことの裏返しであり、非難する行為は相手へ期待していることの表れです。なので、そうした行為をあえて否定はしないのですが、非難された相手は防御的なスタンスになり、進むものも進まなくなります。又、不条理な攻め方を続けていると味方を失って孤立し、主張を通すために、ますます声をあらげなければならなくなるので、作戦としてあまり上手といえない気がします。

今回のワークショップでは、そうした場面に慣れていない参加者が多かったので、特定の人が演説する展開にならないよう、相当に気を配って進めました。演説が始まってしまうと、嫌になって次回から来なくなる人が出る懸念があったからです。

途中で危ない場面がありましたが、市長のフォローも入り、何とか切り抜けました。アンケートの満足度が高く、次回以降に期待される声も多くあって、ホッとしました。

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