運動会の代休だった月曜日、娘たちを連れてキッザニアに行きました。
平日なら空いているはずと思いきや、運動会や授業参観で代休だった学校が多かったらしく、混雑していました。休日の激コミ状態に比べればマシでしたが。
キッザニアは3回目で娘たちもだいぶ慣れて、余裕をもって楽しんでいました。
私もプログラムを観察しながら「体験型」と「つくりもの系」の二パターンがあるんだなと分析したり。
初めてキッザニアを訪ねたときのブログに書いたのですが、私は以前、アンチ・キッザニアでした。(→「初キッザニア〜キッザニアでは合同会社説明会と同じ現象が起きている」)
子どもの職業体験といいつつ、子どもの立ち位置は「お客さん」であり、働く喜びや醍醐味にはつながらないこと。
もう一つ、キッザニア的職業観が今の就活を貧相にさせている遠因になっていると感じたからです。
キッザニア的職業観とは、知名度の高い企業や顧客として馴染みのある会社ばかり応募する学生の傾向を表します。
ベルシステム24のようなB to B の企業もキッザニアにありました。こうした消費者に知られているわけではないけど、実は凄いビジネスをしている企業がもっと入ればいい、と個人的には思います。
例えば、住友商事はバナナをテーマにしていました。そうではなく、シェールガスや油田開発、レアメタルなど本流のビジネスで勝負してくれたら、子どもたちの職業観が開く効果が高いと思うのです。
そんな理屈をこねつつも、キッザニアをキャリア教育ではなく、体験型エンタテインメントとして楽しむと満足度は高いです。
提供されるサービスのクオリティは高いです。万博の企業パビリオンが常設されているイメージと捉えれば、通う価値あります。
そして、キッザニアで私が気に入っているのが、親を相手にしていないところ。
KIDS ONLY の看板があってもわが子が心配で乱入する親(ほぼ100%母親)続出でしたが、違反者を速攻で係員が締め出していました。
母親の小言が聞こえなくなると、キッザニアの居心地はもっと良くなるだろうな。
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