金沢大学でキャリア講座〜石川県の少子化対策事業で今年で3年目

img_1220

金沢大学でキャリアデザインセミナーを行いました。「キンダイ」というと、関西で学生時代を過ごした私には近畿大学ですが、石川県では金沢大学で決まり。・・ちなみに、名古屋で「メイダイ」は名古屋大にほかならないですが、東京では明治大となり。

金沢大学の授業は、石川県の少子化対策事業による講師派遣です。今年で三年目。素敵なチラシで学生を集めてくださいました。プレスリリースも出しており、地元新聞に掲載されたとのこと。(記事は未入手)

img_1221

石川県と金大の担当者と直前に打ち合わせを行い、この講座にかける意気込みを教わって、熱血授業で臨みました。さすが国立大、学生みなさん飲み込みが早くて優秀。親父ギャグも反応してくれて、昂揚感あふれる授業ができました。ライブは聴衆と共に作られるのだなと実感。満足度100%の出来栄えでした。

講義中は写真を撮れなかったのですが、エンディングに『人であふれた駐車場』を上映したときにパチリ。

img_1219

授業を終えた後、男子学生が二人話しかけてくれました。サーフィンに興味があり湘南に住んでみたい四年生、観光ガイドの仕事がワクワクするM1生。自分のやりたいことを明確に持ち、他人に語れるって素晴らしい。

img_1218

アンケートのコメントを早速、少子化対策監室の中村さんがまとめてくださいました。

  • 就職は運と縁と恩
  • 就職に漠然とした不安を感じていましたが、プラス思考でやっていこうと思えました
  • 講義とても面白くて仕事と向き合おうと思えました
  • 転職をあんなにも経験された方のお話を伺ったことがなかったので、考えの変化等、学ぶ部分が多かった

といった感想をいただいたなか、とくに有難かったのは次のコメントでした。

私が希望する業界は広告業界で、電通社員の自殺があり、この業界でいいのか悩んでいました。でも、いきいきと働くって労働時間ではないことを知って自分のやりたいことに向けて頑張りたいと思いました。

また、アンケートで質問を書いてくださった方がいました。直接お答えができないので、こちらで回答を述べたいと思います。

Q.何回もの転職はどう評価されるのか?

何回も転職するキャリアは否定的に見られるのでは?という気持ちが前提にあるのかなと思いました。たしかに否定的にみる人はいるかもしれません。
私が28歳で初めて転職したとき、周りから随分と心配されました。その後7回も転職した理由は単純で、「転職に失敗したから」です。失敗から学んだことが絶大でした。
ともあれ、他人からどう評価されるかを気にするより、自分の過去を肯定的に解釈して次につなげることが大事と思いました。

Q.「イクメン」という言葉が嫌いです。育児に参加する男性は「父親」だと思うからです。母親は育児をして当たり前、育児をしないと「母親失格」、父親は育児をしなくても「父親」で、育児をすれば「イクメン」と評価されるのが違和感があります。「イクメン」が当たり前になるのではなく、「父親」が当たり前になってほしいと思いました。・・・という考え方について、どう思うか聞いてみたかったです。

まさに同感。石川県に「脱イクメン宣言」を勧めたいくらいです。

Q.女性の営業職って長く続けるのは難しいでしょうか?(たぶん、業界や企業次第と思いますが。。。)

営業の仕事でキャリアを続けている女性、沢山いますよ。最たる業界は生保で、私が研修で関わっている企業では医薬品メーカーのMRは女性が活躍しています。
業界や企業次第のところはあります。でも、結局は自分次第かと。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA