新型MacBookProを購入〜一つに決める行為は他の選択肢を捨てることに等しいので少し寂しい

本日も大学院。課題・推薦図書が数多く紹介されて読書が進みます。

これまで何となく思っていた事柄が理論的に整理されているのを知ると、なんだか前より賢くなった気持ちがします。と同時に、知の巨人たちに追いつける日は来るのだろうかと不安な心境にもなります。

先週紹介されて大分で読んだ書籍は慶應大学SFCの先生方が執筆された『コミュニティの力』。長野県の保険補導員の取り組みが興味深い。

副題に’遠慮がちなソーシャル・キャピタル’とあるように、日本のソーシャル活動は自ら進んで立候補の形を取らないと学びました。私の市民活動も左様のとおりです。

今日の授業で「企業とNPOの違いの一つは、代表になりたい人が沢山いる組織と、代表を降りたいんだけど次の成り手がいない組織の違いだ」と先生の解説に、うなづく。

ところで、昨日の家族団欒で、’学生食堂’が話題になりました。

長女がテレビで見たのか、「私が大学を選ぶ基準は、学食が美味しいこと」と述べました。私は幾つかの大学で学食を利用したことがありますが、今通っている大学の学食に行ったことがないと気づきました。

そこで、学食へGO! と意気込んで向かったものの、夜に到着したら営業時間を過ぎており、唯一空いていた日比谷松本楼・立教大学セントポールズ会館店でディナー。オムライス、美味しゅうございました。

・・松本楼は学食とは言えないと思うので、またリベンジを。

お店に入ろうとすると、大きな立て看板がありました。
偉大なるミスター・長嶋茂雄さんの出身校でありました。

私がこれまで通った小中高大学ともスポーツが盛んでなく、全国大会出場など応援に行く機会などありませんでした。甲子園や箱根駅伝で母校を応援できる人を羨ましく思うこともあり。大学院に通う内に、母校愛が芽生えるものでしょうか。

閑話休題。

新型MacBookProを購入しました。松本楼で開封の儀式。

一昨年に購入したMacBookを酷使しすぎてカクカクした動作になり、買い換えを検討していました。先週は研修でスライド投影している時に動作不安定になり、「これはApple社の陰謀に違いない」と口走ると、妙にウケていました。

6月5日にApple社が新型MacBookを発表して以来、私を悩ませてきたのはもっぱら、新しいMacBookの購入問題でした。

同じくMacBookの新型を購入するか、MacBookProか。MacBookProとして、Touch Bar付にするか、無しにするか。

AppleのWEBサイトで購入か、量販店で買うかの選択もあったのですが、Apple製品も今は普通にポイントがつく(前は付かなかったような記憶が)とネット検索で知り、池袋のヤマダ電機で買うことに決めました。

Touch Bar、いい具合です。指紋認証でロック解除できるのが早速気に入りました。

このブログも新しいMacで入力。やはり、新しいのはキビキビとして良い。
「女房と畳は新しいのがいい」なんて口走ると、ファザーリング的にOUTな気がします。

高い買い物をして、欲しいものを手に入れて、うれしいことは間違いない。でも、心の中ではちょっと寂しい気持ちが起きました。それは、

一つに決めるとは、他の全ての選択肢を捨てることに等しいから

悩んでいるうちが一番楽しい。どんな可能性だってあり得たのに、一つに決めた瞬間に他の選択肢が全て消えてしまった。

内定ブルーな就活生と似たような心境。旅は計画している時が最も充実している。ショッピングも見比べている時がワクワクする。というものです。

ともあれ、今学期のレポートの課題が出ましたので、新しいマシンでこれまで以上にサクサク仕事します。

「先生が読んで面白い!と思えること」が評価基準と示され、ちょっと張り切って書いてみようと思います。

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