市役所でまちづくりトーク「熊本地震から見る地震への備えと避難所生活」を開催しました。私は司会です。真夏の日曜日にどれだけ参加者が集まるかと心配でしたが、興味深いテーマであったためか、沢山の来場がありました。
二部構成で、初めに防災課の浅見さんから熊本地震の現地調査報告。浅見さんは元々は高校で地学を教えていた先生だけあり、説明がとても分かりやすかったです。
熊本と同程度の地震が逗子で起きたらどうなるか、具体的な解説があると、皆さん身を乗り出して聞いていました。
浅見さんの調査報告の最後は百人一首で締め。「夏のよは またよひなから明けぬるを 雲のいつこに 月やとるらん」。
続いて第二部は、鳥獣戯画の表紙で始まりました。国立保健医療科学院 健康危機管理研究部長 金谷泰宏氏「大規模災害時の避難所生活について考える」。
こちらも具体的な話しが続き、惹きつけられました。
レクチャーの後はグループワーク。なにやら面白そうな資材が準備されていました。
小学校区ごとに分かれて、避難所のワークを行いました。それぞれの組織で日頃から対策を検討されているだけあり、初めてのワークなのに動きが早い。カードにある属性を読みあわせながら、テキパキと配置を決めました。
グループワークの発表をした後は市長と意見交換。具体的な質問が次々と飛び出しました。
実際の災害が起きたとき、想定外の出来事がいろいろと起こるだろうけれど、想定できることに対してはできるだけ準備をしておくことが必要。そう感じさせられました。いざ!という事態に備え、継続して行うことが大切ですね。
コメントを残す