市町村アカデミーにて出番。「管理職特別セミナー〜自治体経営の課題〜」なる二日間コースの最終講義で登壇です。
東大名誉教授と総務省局長・審議官というお歴々の講師陣が、時代と世界と日本を語る講義に続き、私も硬派路線でいこうかと思いましたが、私らしく、楽しい雰囲気で研修を進めました。
「マクロな問題をミクロの課題に落とし込むこと」が私の役目と心得て、「イクボスから始める働き方改革」をサブテーマに、全国から集まった課長級みなさんの職場につなげる内容で臨みました。
重厚な講義が続く研修で、堅い空気だろうと予想しましたが、思いのほか皆さん明るく、私の親父ギャグも反応がよい。市町村アカデミーに集まる管理職は、ご機嫌な上司ばかりでした。さすが!
ワークライフバランスや働き方改革は、「50代以上の男性管理職(=粘土層)が困っていない」ために進まないところが大きい。イクボス研修は、粘土を叩いて柔らかくし、職場の土壌を整えることが狙いです。
私自身が役所内で働いており、行政の働き方の課題、現状と限界を理解しています。それらを踏まえつつ、それでも働き方改革を進めなければならないと訴求しました。
そして、最後は「向夢員になろう!」のフレーズで締めくくりました。今回は伝え方を少し変えたところ、メモする人が続出。言い方は大事ですね。
参加型でわいわいと喋りながら、90分間の研修を時間ぴったりに終了。役目を無事に果たしてホッとしました。
終了後、講師控え室に案内されて別な研修のリピートや新規オーダーの相談があり、有難いばかりです。速報のアンケートで、評価が最も良かったとのこと。満足度は研修手法に依るところが大きいですが、うれしいフィードバックでした。
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