ピースメッセンジャーの夏が始まりました!事前学習会の初日が終了

平和の輪をみんなで!

逗子の中学二年生を長崎に派遣し、平和のメッセージを伝える「ピースメッセンジャー」。事前学習会の初日が行われました。私は学習会の司会役を務めます。全体の構成とコンテンツも考えました。

ピースメッセンジャーの活動は、後日まとめてレポートしたいと思います。今回は時系列で簡単な説明と写真でご紹介。

冒頭で司会(私)が全体の概要を伝えた後、市民協働課長より挨拶。明るく、前向きに、みなで仲良く!

定員を超える申込から抽選で選ばれた20名の中学生。初日はお互いに知り合えるように、ワールドカフェを行いました。職員がグループファシリテーターを務めます。

「ピースメッセンジャーに申し込んだ理由」と「長崎で期待していること」をテーマに語り合いました。グループ替えをするたびに、場の空気がほぐれてきました。

ワールドカフェを行った後は、一人ずつ前に出て自己紹介。モノマネを披露した方など、それぞれの個性が伝わりました。

自己紹介では「原爆について知りたい」「戦争のことを学びたい」が大半を占めるなか、「長崎といえばカステラ」「夜の語り合いが楽しみ」といった声もありました。

ピースメッセンジャーは観光や修学旅行ではないのですが、スタートはそれでもいいと私はとらえました。

いわば、今はビフォー・アフターのビフォーの段階です。「カステラ」「ハウステンボスに行きたい」と言っていた彼らが、長崎派遣を経て変化する様が楽しみです。アフターの変貌ぶりこそが、ピースメッセンジャーの成長した証になります。

一昨年のピースメッセンジャー長崎派遣の様子を動画で確認しました。

続いて、去年の派遣先は広島の様子を紹介。引率された職員から、一つ上の先輩たちが残したメッセージを届けました。

班発表があり、これからは班単位で行動します。

チームビルディングを高める狙いで、フラフープを使ったグループワークをしました。

これが結構むずかしい。プレイヤー全員が約束事や手順を共有しておかないと、上手くいきません。

フラフープのワークで、ルールや手続きを決める重要性と、息を合わせた行動が大事であることを体感できました。

そのうえで、ピースメッセンジャーの活動のなかで班ごとに大切にしたいこと、グループの方針を考えてもらいました。

主催側として、中学生の主体性を大事にしたいと考えます。主体的に、積極的に動く方が学びが大きいからです。受動的かつ、やらされ感で動いていると学びが深くなりません。

自分たちで考えたグループ方針を発表してもらいました。それぞれ自分の言葉で考えられていて好い感じでした。

ピースメッセンジャー学習会のテーマは戦争や被爆体験であり、楽しく学べる内容では決してありません。そうしたなかでも、明るく取り組んでいただけたら、と私は思いました。主体性と目的意識を大切に。

事前学習会の初日は、まずは全員が打ちとけ合い、仲間として互いを感じられるようにプログラムを設計しました。みなの笑顔をみていて、その試みはひとまず成功したと実感しました。

事前学習会の二日目は8月9日、三日目は10日。長崎派遣は8月16-18日の二泊三日の工程です。

ピースメッセンジャー報告会を8月26日(土)に行います。ぜひご来場ください。ピースメッセンジャーの中学生20名と職員、逗子市被爆者の会(つばきの会)がお待ちしています。

逗子市ピースメッセンジャーのFacebookページでもレポートしています

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