ピースメッセンジャー事前学習会2日目〜中学生と被爆体験を聞く

ピースメッセンジャー事前学習会二日目のテーマは「被爆体験を聞く」。

事前に、課題図書で『綾瀬はるか「戦争」を聞く』を読んでもらい、感想文を提出。そのうえでテレビのドキュメンタリー番組を視聴しました。

映像で被爆について学んだ後、被爆体験講話を伺いました。逗子市被爆者の会「つばきの会」にご協力を賜りました。

ときおり胸を詰まらせ、涙ながらに語られる被爆体験の切ないお話し。ピースメッセンジャーの彼ら彼女らの胸に迫るものがありました。

おりしも、8月9日は原爆の日。被爆体験講話の合間に、テレビ長崎「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」LIVE中継をつないで、11時2分に黙祷を捧げました。

原爆の写真・イラストの展示も行いました。

戦争の悲惨さを思いながら、無言で見つめます。

最後は班ごとに輪になって被爆体験をお聞きしました。長崎、広島の原爆投下から72年が経ち、生存者の証言を生で聴ける機会は本当に貴重です。

来週の長崎訪問でも、原爆にまつわる沢山のことを知ることになるでしょう。

戦争の話しは暗くて、重くて、ズシンとくることばかりで、消化しきれなかった部分があったと思います。一つ一つのエピソードが胸に沈殿し、言葉に表せない人もいるでしょう。

今度は、ピースメッセンジャーとして自分が伝える側となり、家族や友人、周りの人へ、平和の大切さを語るのが役目です。モヤモヤした状態でよいので、がんばって語りついでくださいね。

外は35度を超える猛暑でしたが、原爆の爆心地は3000度から4000度の高熱だったといいます(長崎原爆資料館WEBサイトの情報より)。ピースメッセンジャーの熱い夏は続きます。

逗子市ピースメッセンジャーのFacebookページでもレポートしています

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