ああああ〜 長崎は〜 今日も〜 晴れだった〜♪
東京や逗子は天気がよくなかったようですが、ピースメッセンジャーin長崎の3日間は毎日快晴。日頃の行いのおかげです。
最終日は長崎散策。グラバー園前で解散し、お昼のフライト時刻まで自由行動。
みなが何処に行ったかは定かでありません。自由行動のプランを練り、長崎を満喫した様子でした。
集合時刻に遅れる人は誰もおらず、長崎空港を出発し、夕方に逗子へ戻ってまいりました。みんな充実した表情です。
ピースメッセンジャーは戦争の悲惨さを学び、平和の大切さを語り継ぐために、逗子の中学生を被爆地へ派遣する事業です。今回の長崎で学んだことや胸に刻んだことを、家族や友人に語ってもらえたらと思います。
そして、平和を学び、語りつぐことは中学生に限らず、同行した私も同じ。長崎にいる間、二冊の本を読みました。
『この子を残して』を永井隆記念館で買い求めました。
冒頭の一節を、バスガイドさんが諳んじてくれました。
うとうとしていたら、いつの間にか遊びから帰ってきたカヤノが冷たいほほを私のほほにくっつけ、しばらくしてから、
「ああ、・・お父さんのにおい・・」
と言った。
この子を残して ー この世をやがて私は去らねばならぬのか。
母のにおいを忘れたゆえ、せめて父のにおいなりとも、と恋しがり、私の眠りを見定めてこっそり近寄るおさな心のいじらしさ。戦の火に母を奪われ、父の命はようやく取り止めたものの、それさえ間もなく失わねばならぬ運命をこの子は知っているのであろうか?
太平洋戦争は遠い昔の話になりつつありますが、『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』は、これまで教わってきた歴史とは異なる事実が紹介され、頭がグラグラしました。
私たちには、いつもすべての情報が与えられるわけではありません。けれども、与えられた情報のなかで、必死に、過去の事例を広い範囲で思い出し、最も適切な事例を探しだし、歴史を選択して用いることができるようにしたいと切に思うのです。
歴史を学ぶこと、考えてゆくことは、私たちがこれからどのように生きて、なにを選択してゆくのか、その最も大きな力になるのではないでしょうか。
将来に禍根を残す間違った選択をしないためにも、歴史をもっと学ばねばと痛感したのでした。
長崎は、坂本龍馬ゆかりの地でもありました。
宿の近くに坂本龍馬像があり、早朝訪ねました。
日本の夜明けは、ばり近いとよ
と、龍馬が口にしたかは定かでありません。
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