聖心女子大学「職業社会学」で今年もゲスト講義しました。・・学生の感想コメントが長文です。

聖心女子大学「職業社会学」でゲスト講義の出番をいただきました。今年で8年目です。大槻先生、いつもありがとうございます。

毎回ちがう内容をいれて工夫して進めるのですが、今回は「女性活躍は男性の意識改革から」のタイトルに思いをこめました。

一昨年のゲスト講義では、偶々出版されたばかりの雑誌から石原さとみさんと大槻先生のツーショット写真を仕込んで大喝采でした。今年はそういった小技はなし。

ワークライフバランス、イクボス、働き方改革、女性活躍の解説をしました。みなさん、ジェンダーの授業を受けているだけあり、早口で情報量の多い講義にしっかり付いてきてくれた感触がありました。

結婚、子育て、仕事との両立のレクチャーをして、眠ね覚ましに身体を動かす演習をしました。「独身女性が結婚相手の条件で重視するものベストスリー」のクイズはとくに盛り上がりました。

最後にドリームプレゼンテーションの10分間プレゼンをして締め。久しぶりに行ったので所々でセリフが飛びましたが、リアクションペーパーに沢山書いていた方が多かったです。ドリプラのプレゼンで全て伝わったのがコメントを読んで分かりました。

紹介した本にも「読んでみます!」のコメントが数名ありました。

以下、掲載OKのあった学生の感想です。全体はこの十倍くらい分量があったのですがOK少なめで、手入力が少なく済んで内心ほっとしました。


  • 今まで何度も女性の出世や女性の社会進出について学んできましたが、男性の意識を改革するという発想はまったくありませんでした。とても驚きましたし、興味関心を強くもちました。
  • 父親の子育てについてのお話を聞けたのは、とても貴重で視野が広がったと感じました。
  • 最後のプレゼンを見ただけで男性の気持ちや、男性の意識変革が、女性活躍につながるということがわかった気がしました。
  • 私は現状、結婚願望はあるものの子どもは欲しくないと考えています。おそらくそれは「子育ては大変」というイメージがあるからなのではと考えました。ファザーリング・スクールのつながりがもっと広がれば、子育てに対する先入観や負担なども減っていくのではないかと思いました。
  • 就活や自分の将来についてはっきりとしたものがまだなくて、漠然と不安を感じていましたが、自分らしさだったり、自分の意志がとても大切で、色々な生き方があるんだなと思いました。
  • 柔軟な考えをもった太陽みたいな人が増えれば、世の中もっと良くなると思いました。周りの環境や親を当たり前だとは思わず、感謝して生きていけたらなと思います。
  • 今までの授業で「働く女性」にはスポットライトがあたっていましたが、「働く男性」に焦点を当てる人は誰もいなかったので、おもしろい視点でした。
  • 働くことも大切ですが、家族の時間をもうけて子どもの成長を見届ける重大さに気づかされました!
  • ただ受け身の授業ではなくアクティブな活動もあって楽しかったです。受けてよかったです!
  • 母親として子育ては女性がするもの、という固定観念を払拭する内容で、とても感心させられました。私の父も私が産まれたことで人生が変わったと言っていました。
  • 最後のプレゼンのパワポは、女性にとっても大切なことを色々と学ぶものがありました。私も将来について改めて考えようと思いました。
  • 「子育て」と聞くと、母親がメインに考えてしまう今、父親という存在がもっともっと子育てにつながるためにも、父親学校の設立はとても大きな進歩だと思いました。
  • ワークライフバランスは仕事:プライベート=50:50が理想ではない。ということで、平等にこなさなくてはいけないと考えずに、プライベートも仕事も自分のなかでバランスよくこなすことが大切なんだと思いました。
  • 最後のプレゼンはとても感動しました。子どもが無償の愛を親に与えて、親は強く、そして父親としての考え方改革につながったということが、とても子ども思いだと心が温かくなりました。
  • 社会のあり方、ワークライフバランスのあり方が多様に変化する近年、「イクメン」と呼ばれる位置付けはとくに必要だと考えています。
  • 心で思っているだけでは足りず、やはり行動しなければならないと考えています。そのために「当たり前」を見つめ直し、変えるべきところは変えるべきである。
  • 私も共働き夫婦の家庭で育ったので、これまでや今の自分と、未来のこれからの自分、様々な角度で聞くことができ、実りの多い一時間半でした。
  • 私の父は他の家庭に比べれば子育てに参加していた方で、いま私と父は嫌悪ではない関係を築けていると思います。
  • 将来、仕事をしながら育児もしたいと思う私にとって、パートナーとなる人の家族への貢献はとても大切だと思います。そのとき今よりも働く女性が育児しやすい社会になり、夫となる人が育児に積極的な人だといいな。
  • 今はもう古い考えを捨てて、自分たちが変わらなきゃと思いました。

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