メインマンカフェでNPO法人しあわせなみだ中野宏美さんと10年ぶりの再会

NPO法人しあわせなみだ代表 中野宏美さんと久しぶりにお会いしました。もしかして10年ぶり??

ファザーリング・ジャパン メインマンプロジェクト「メインマンカフェ」にゲストスピーカーで中野さんが登場と知り、参加したのでした。

*下記画像は「しあわせなみだ」WEBサイトより転載。

テーマは「『障がい』と『性暴力』の関係を考える」

障がい者と性暴力の関連性が強いことは、支援者の間で明らかに感じられる事実だったそうです。

そこで実態調査が行われ、「障がい児者への性暴力に関するアドボカシー報告書」にまとめられました。内閣府の調査と比較し、調査手法の違いはあるものの、「発達障害者が健常者よりも性被害に遭いやすい傾向にある」ことが出ていました。

報告書には、性犯罪規定における障がい児者の取り扱いに関する法律について外国と比較した表がありました。日本は何もない状態で、法整備が遅れているのがこれまた明らか。愕然とする事実を知らされた思いがしたのでした。

性暴力は、性欲を満たす行為ではなく、「強い者」が「弱い者」を「性的」に「支配」し「コントロールするために行われると解説がありました。

「性的」の箇所を変えれば、児童虐待やいじめ、セクハラ、パワハラ、部活動の暴力などと根っこが同じ。根が深い問題で、解決には時間がかかると感じさせられました。

メインマンカフェの参加メンバーにとっても関心の高いテーマで、質問や意見交換が熱心に交わされました。

最後に記念写真を、しあわせなみだハートの手形でパチリ。

中野さんが、ファザーリング・ジャパンの父親たちが関わることでの可能性について言及されていました。この辺りを深掘りするのが私の役目なのかも、と感じた次第です。

10年ほど前、中野さんと初めてお会いしたとき、性被害をゼロにするための活動をこれから始めよう!とされていたところでした。私も長女が生まれたのをきっかけに研修講師で独立して、いろんなトライをしていた時期でした。

その後、中野さんがNPOを設立し、着実に活動を進められている姿をSNS等で拝見していました。昨年は法務大臣に刑法性犯罪改正を求める署名を提出し、110年ぶりとなる改正を実現する後押しをする存在になりました。

中野さんのたゆまぬ活動とエネルギーに、私も元気をもらいました。

ちなみに・・

センスのいい報告書だと思ったら、エディターは高祖さんでした。

もうひとつ、ちなみに・・

メインマンカフェを行なっていた会場のとなりの部屋で、ファザーリング・ジャパン関連のイベントが行われていたのでした。真ん中でポーズをとる人(中倉さん)はどちらの参加者でしょう?

ライフシフトLIVEも覗いてみたかったかな。

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