移動の電車で読んだ週刊エコノミストで「卒母」という言葉を知りました。
西原恵理子さんが『毎日かあさん』のグランドフィナーレを飾るにあたって作った言葉で、『週刊エコノミスト』には西原さんのインタビューが冒頭に掲載されていました。
編集部がつけたサブテーマと解説は次のとおり。人生100年時代の文脈から来ていました。
子どもから卒業する覚悟を
人生100年時代の生き方
女性の働き方が変わりつつあることに伴い、社会が求める母親像や母子関係も大きく変わる。学校や、会社の「卒業」は、年齢で区切られて自動的に送り出される。しかし子育てに区切りはない。母親には子離れする覚悟が求められるのだ。
卒母は、社会の常識を変え、人生100年時代に新たな生き方を提案する可能性を秘めている。子育てを終えた母親には楽しい卒母ライフが待っている。さあ、卒母しよう。
「卒母」に付随する形で
男捨離
なる言葉も生まれているらしい。旦那の断捨離でよいのでは?と一瞬思いましたが、「旦捨離」だと分かりにくい。。
今を生きる世代は、人生100年時代にふさわしい生き方を、試行錯誤しながら、工夫して作り上げてほしい。私たちは初代として「長生きしてよかった」と思える時代を作る責任がある。特にこれまで何も考えてこなかった男性には、そのモデルとなる心構えが必要だ。
樋口先生がすでに数年前に「人生100年時代」をテーマにした本を出されていたことを知り、驚きました。
信田さよ子さんのインタビューも辛口でした。
子どもの世話をするからイクメンなのではなく、母親を支えるのがイクメンだと私は思っています。不安だらけの育児でどこまで不安を解消できるかが父親の本当の役割だと思います。(中略)
今までの男が味わっていない、子育ての喜びを味あわせてもらっただけで良しというぐらいの謙虚でなければ。やっぱり母親と父親とでは子どもとの距離感が違います。
信田さんのご意見に、私はアグリーです。
「ありがとう。すごくすごく楽しかった」で締めくくれる親業を。
この漫画ネタ、父親向け講座で使えるナ。
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